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二宮郁子ウェビナー「つばめの軌跡Ⅱ」 (二宮郁子のカリグラフィー、三良坂平和美術館での企画展について語る)

■ 概要 ■
二宮郁子のカリグラフィーは、自己の文字デザインに独自性を求めてきました。その取り組みが認められ、2021年10月から11月末までの2ヶ月間、広島県にある三良坂平和美術館の創立30周年の企画展として、展覧会が開催されました。中世ヨーロッパから伝わる「美しい手書き文字」カリグラフィーを発展させる二宮郁子の作品と、精密な紋様を編み出す日本の「伝統的な建具技法」である組子細工とのコラボ展示です。
このウェビナーでは、美術館展示に至るまでの “つばめ” という小鳥から受けた数々のエッセンスによって発展させた二宮独自のカリグラフィーの世界観、そして美術館で企画展示をすることになった経緯、展示・作品内容、その制作秘話を語ります。加えて、今回の展示への反響を、来館者の方々の声を踏まえた美術館館長からの話と共に紹介します。


■ 詳細 ■
タイトル:「つばめの軌跡Ⅱ」 (二宮郁子のカリグラフィー、三良坂平和美術館での企画展について語る)

開催日時:2022年7月30日(土) 20:00~21:30申込みは締め切りました

ウェビナー当日にご参加できない場合でも、お申込みいただいていれば、後日期間限定で録画視聴していただけます。
お申込いただいた方には、イベント終了1週間以内に録画のリンク先を記載したメールをお送り致します。

お申込みはこちら→

参加者定員: 先着100名

参 加 料
J-LAF賛助会員: 1,800円
(7月は会員更新時期です。ウェビナー申込み時までに必ず会費をお振込みください。)
新規会員希望の方はこちらから

一般: 2,000円

● 国内のお支払い:銀行振込
● 海外からのお支払い:PayPal

受付後の手続:
・受付後、完了メールにて参加料の支払方法と受講までの流れについてご案内いたします。
・指定期日までに参加料の入金が確認された方に、参加のためのアクセス情報をセミナー開催日の前日までに配信いたします。

※ 期日までに参加料の入金が確認できない場合には、参加できません。

1時間経過しても自動返信メールが届かない場合は、お手数ですが、webinar◎j-laf.orgまでご連絡をお願いいたします。(◎ を @ に変換してください。)
ご連絡いただく際は、必ずお名前、送信日時、メールアドレスを明記してください。

お問い合わせ先:webinar◎j-laf.org(※◎を@に変換してください。)

<講師プロフィール>
二宮郁子 Ikuko Ninomiya

広島県在住カリグラフィー作家、講師。1995年に日本でカリグラフィーを学び始め、1998年から2000年のカナダ留学中にカナダで最も著名なカリグラファー、Martin Jackson氏と出会い師事、現在まで家族の様に密な交流が続く。2000年以降欧米で行われるカンファレンス、欧米著名カリグラファーによる国内外のワークショップ等に積極的に参加し学び、独自のカリグラフィーの世界を探求している。2013年以降現在に至るまでLetter Arts Review年鑑に連続入選、また、作品制作・展示依頼の機会も増えた。近年はカリグラフィー界外の場でカリグラフィー作家として作品を展示する機会に恵まれる。広島でカリグラフィー工房・教室「NINOGRA」を主宰する。https://ninogra.com/

 

メールニュースvol.40を配信しました

NPO法人ジャパン・レターアーツ・フォーラム賛助会員の皆様へメールニュースvol.40を配信いたしました。

受信されていない方は下記宛てにご連絡下さい。
(*を@に変えてください)
info*j-laf.org

アイリーニ・ウェリントン(Irene Wellington)書籍の販売をスタートしました

アイリーニ・ウェリントン(Irene Wellington)書籍の販売をスタートしました。

エドワード・ジョンストンの弟子であったアイリーニ・ウェリントンの作品のいくつかを、ユアン・クレイトンとアン・ヘックルが詳細に分析し解説した本です。
そこから見えるアイリーニ・ウェリントンの人物像がとても興味深いものとなっています。
二人の著者それぞれのカリグラフィー観も述べられている貴重な1冊です。

限定30冊、日本での販売はJ-LAFのみ、再版はありません。
ご購入はお早めに。

詳細はこちら https://j-laf.org/shop

メールニュースvol.39を配信しました

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ユアン・クレイトン : ウェビナー『Writing: Making Your Mark』開催のお知らせ

J-LAF主催ウェビナー(オンラインセミナー)第2弾!
カリグラフィー界の第一人者、ユアン・クレイトンによるウェビナー『Writing: Making Your Mark』を開催いたします。

『Writing: Making Your Mark』は彼の監修で2019年に大英図書館で開催された「文字」に関する展示イベントでした。
この素晴らしい展示に関わる映像に沿って、ご本人の言葉で語っていただく場としてオンラインセミナーを開催いたします。

詳細はこちら→

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ユアン・クレイトン : ウェビナー『Writing: Making Your Mark』

申込みスタート 2021.03.22

『ユアン・クレイトン ウェビナー申込みスタート』をNewsのページにアップしました。


開催のご案内 2021.03.12

English Content is linked here

ユアン・クレイトン氏のカリグラファーとしての長年に渡る活躍は、イギリス国内に留まらず世界中のカリグラフィー、レターアーツに関わる多くの方々に大きな影響を与えてきました。アーティストとしての素晴らしさのみならず、文字に関わる広く深い知識を、熱意をもって私たちに分け与えてくれる稀有な存在です。『Writing: Making Your Mark』は、彼の監修で2019年に大英図書館で開催された、「文字」に関する展示イベントです。この素晴らしい展示に関わる映像に沿って、ご本人の言葉で語っていただく場として、オンラインセミナーを開催いたします。

■概要■
今回のセミナーの中で、ユアンは、大英図書館での学術アドバイザーとしての経験について語ります。『Writing: Making Your Mark』では、「今日のライティングの未来はどうなのか?」という問いかけでした。この展示では、書くことの持つ性質が実際にどれほど広くて多様であるかを示してその問いに答えました。それは、5,000年に及ぶ歴史と40を超える文字体系含んでいました。

彼は、この展示に携わったことを「生涯一度の機会」とし、展示会の構成と、紹介された多くの展示物の中からいくつかを取り上げて説明します。

セミナーは2回開催いたしますが、英語のみ、日本語通訳付に分けた開催となっており、レクチャーの内容は同じです。
参加申込みの際には、どちらかご希望の回を選んでお申込みください。

開催の詳細は、下記にてご確認ください。
ご参加をお待ちしております。

ワークショップ担当: 久 賀 真 弓

■ 詳細 ■
タイトル: Writing: Making Your Mark

開催日時
A: 2021年4月17日(土) 20:00 – 21:30 (日本時間) 英語のみ
B: 2021年4月24日(土) 20:00 – 22:00 (日本時間) 日本語通訳付き

参加者定員: 各回 先着80名

参 加 料: J-LAF賛助会員 1,800円 / 一般 2,000円
● 国内のお支払い:銀行振込
● 海外からのお支払い:PayPal

申込方法
受付開始日時:2021年3月22日(月) 22:00(日本時間)
● J-LAFウェブサイト掲載の申込フォームに必要事項を入力し送信
※ 会員・一般ともに同時受付開始
※ 開始前に届いた申込は無効になります。ご注意ください。

受付後の手続
・受付完了メールにて、参加料の支払方法とZoomの設定についてご案内
・指定期日までに参加料の入金が確認された方に、セミナー開催日の前日に参加のための
アクセス情報を配信

※ 期日までに参加料の入金が確認できない場合には、参加できません。

セミナーに関するお問い合わせはwebinar◎j-laf.orgまで
(※◎を@に変換してください。)

 

<講師プロフィール>
Ewan Clayton
(ユアン・クレイトン)

ユアン・クレイトンは、カリグラファー、レタリングアーティストであり、サンダーランド大学のデザイン学科の教授でもあります。また、今日のデジタルコミュケーションの世界を支える技術開発の大部分を担ってきた、アメリカ合衆国カリフォルニア州にある「ゼロックス パロアルト研究所」のコンサルタントを12年間務めました。

彼は、エドワード・ジョンストンのホームタウンである、英国サセックス州ディッチリングにある工芸の盛んな地域で育ちました。彼の著書『The Golden Thread』は2013年に出版され、多くの言語に翻訳されています。2019年には、大英図書館で開催された展示会『Writing: Making Your Mark』の学術アドバイザーを務めると共に、展示内容をまとめた書籍の編集と執筆に携わりました。

website:
http://www.ewanclayton.co.uk/

メールニュースvol.36を配信しました

NPO法人ジャパン・レターアーツ・フォーラム賛助会員の皆様へメールニュースvol.36を配信いたしました。

受信されていない方は下記宛てにご連絡下さい。
(*を@に変えてください)
info*j-laf.org

賛助会員ご招待の無料特別イベント:アンドリュー・ファン・デル・メルヴェ によるウェビナー『ビーチカリグラフィー』のご案内

南アフリカ在住、ビーチ・カリグラファー、アンドリュー・ファン・デル・メルヴェ(Andrew van der Merwe)によるZoomオンラインセミナー(ウェビナー)『ビーチカリグラフィー』を開催いたします。

詳細はこちら→https://j-laf.org/event/7092.html

今回は日頃J-LAFの活動へのご賛同への感謝を込めて、賛助会員(サポーティングメンバー、フレンズメンバー)のみ視聴出来る無料ご招待の特別イベントです。
(*2021年1月18日現在会員の方のみ対象となります)

お申込み方法、Zoom登録などの詳細1月25日に配信されるメールニュースVol.36にてご確認下さい。

アンドリュー・ファン・デル・メルヴェ : ウェビナー『ビーチカリグラフィー』2021

ご登録について 2021.2.1

ウェビナーにお申込いただきました方には、開催日前日に招待メールが送られます。

招待メールの指示に従って、ご登録をお願い致します。

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開催のご案内 2021.1.25

南アフリカ在住、ビーチ・カリグラファー、アンドリュー・ファン・デル・メルヴェ(Andrew van der Merwe)によるオンラインセミナー(ウェビナー)『ビーチカリグラフィー』を開催いたします。

今回はJ-LAF賛助会員対象のイベントとなります。
サポーティングメンバー、フレンズ会員の皆様を無料でご招待致します。

詳細、申込み方法は1月25日にお送りするメールニュースでご確認ください。

■開催日時

① 2月6日(土)20:00〜21:30 英語のみ
② 2月13日(土)20:00〜22:00 通訳付き

■定員 先着各80名

■内容
『ビーチカリグラフィー』

チベットの僧侶には、手の込んだ曼荼羅を砂で作り、完成したあかつきには出来上がった物を一掃する伝統があります。南アフリカのカリグラファー、アンドリュー・ファン・デル・メルヴェは仏僧ではありませんが、海岸の湿った砂にマークを刻み、その作品を潮が洗い流すのを眺めることに大きな喜びを得ています。

ファン・デル・メルヴェは、子供の時に、ビーチにそっと触れた時のその驚くほど美しい反応を発見したと述べています。その後1980年代に、サーファーとして、また若い哲学の学生として、彼の好奇心に満ちたマーク・メーキングは、カリグラフィーに対する情熱と融合し、新しいアートの形に成長しました。独特の美しさがあり全く一時的なものであるビーチカリグラフィーは、鍛錬であり、瞑想でもあり、ひとつの運動の形です。

くっきりと彫られたVカットのマークは、古い石に見られる骨の折れる文字彫刻を思い起こさせますが、これは全くつかの間のものです。作品は波や満ちた潮に洗い流されます。永遠のものと一時的なもののパラドックスが見る者の前に用意され、物事に執着しないことの教訓がその実行者に教えられます。成果よりも過程が極めて重要だということを。それはつまり、保存された結果よりもその瞬間の肉体の感覚が大事だということです。時として残るのは、出来事の思い出である平面の写真だけです。そうしている間にもビーチは潮に流され、次の作品にと白紙の状態になるのです。

このレクチャーでファン・デル・メルヴェは、彼のアートの形がどのように進化し、どのように行なわれているのかをスライドと動画で紹介します。彼は道具やテクニックをこだわりなく公開し、アプローチの哲学を語り、ビーチカリグラフィーの心理的な利点を皆さんと共有します。また、従来の紙とインクでのカリグラフィーについて、このビーチカリグラフィーが彼に与えた新鮮な見識についても触れる予定です。

 

*2008年のスペシャル記事 WOR(L)DS プロジェクト レポート〈Beach Calligraphy〉も是非ご覧下さい。https://j-laf.org/special/1332.html

 

<講師プロフィール>
Andrew van der Merwe
(アンドリュー・ファン・デル・メルヴェ)
ビーチカリグラファー

アンドリュー・ファン・デル・メルヴェは、南アフリカのケープタウンを拠点とするカリグラファーで、25年間プロとして活動しています。彼が文字を愛するようになったきっかけは、若き6歳で初めて書き方の授業を受けたときに、美しい先生が長い茶色の髪を彼の机の上にたらして、彼の文字に金色の星印をつけてくれたことでした。ケープタウン大学で哲学と政治学の学位を取るために読書をしながら、カリグラファーとしてフリーランスのアルバイトを始めました。カリグラフィーはほぼ独学です。

彼の専門は、ブランディングのためのワードマーク(ロゴタイプ)のデザインと、イルミネーテッド・アドレス(彩色を施した公式の感謝状作品)制作です。その贈呈先にはネルソン・マンデラ氏、バラク・オバマ夫妻などが含まれます。ファン・デル・メルヴェは、文字に関連するあらゆる仕事やアートに力を注いでいますが、ビーチカリグラフィーと彼が名付けた先駆的な取り組みで、最もよく知られています。

カリグラフィー講師としての彼の主な関心は、手と腕のメカニズム、リズムとライティングのテクニック、およびこれらが良い文字の形とどのように関係しているかにあります。ファン・デル・メルヴェはすべての作品において、彼の抱くリズムと良い動きの理論である「お手本や幾何学的な分析は理解の助けになるが、最終的には、良い形は良い動きについてくるもの。」を表現しようと努めています。

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