阪急うめだ本店「カリグラフィーイベント」

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2014年9月23日、阪急うめだ本店で開催された「阪急 文具の博覧会 2014秋 ノートの魅力 再発見」に、J-LAFはカリグラフィーイベントとして参加いたしました。

まず三戸美奈子、清水裕子による1時間のスライドトークショー。大きなビジョンに映し出された資料映像とともに、カリグラフィーの歴史やレターアーツの作品についてわかりやすくご紹介しました。普段見慣れない文字の芸術に、熱い視線が注がれていました。

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続いて、2名によるライブライティング。1.8m角のパネルにAからZまで、即興で交互に文字を書いていきます。次の文字がどう来るか、書体や大きさはどうなるのか。相手の書いた文字に合わせて次々と新たに文字を生み出していく両人。毎回自由に変化する文字は、観客の目を釘付けにし、最後までどう完成するのか目が離せない、緊張感と躍動感たっぷりのパフォーマンスとなりました。もう片側のパネルには黒のゴシック体と赤のフリーライティングのコントラストを持たせた形で文章を披露。筆さばきや腕の動き、文字のバランス、空間の作り方など、実際に間近でご覧いただくことで、カリグラフィーの奥深さをご堪能いただきました。
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パフォーマンスのあとは、各テーブルを使って、様々なイベントが行われました。
カリグラフィーに使われるペンや道具で自由に体験していただくカリグラフィー文字書き体験。カリグラファーが普段どのように書いているかを披露するデモンストレーション。和とじ、洋とじのノート作りワークショップ(お名前を入れるサービス付き)。
どれも大変な盛況ぶりで、阪急の担当者の方から、「文具関係のワークショップでこんな人だかりはまず見ない」との感想をいただいたほどでした。


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今回は、NPO法人となって最初のイベントでもあり、カリグラフィーやレターアーツの普及活動としては絶好の機会でした。多くの方に文字を書く楽しみやレターアーツの存在を「発見」していただけた有意義な1日は、こうして幕を閉じしました。
今後もこうしたイベントを広く開催出来ればと心から望んでいます。


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