8月24日羽ペン作りのワークショップが開催されました。
カリグラフィーにご興味がある方、
文字・レターアートにご興味がある方
筆記道具にご興味がある方、
ヨーロッパの写本にご興味のある方・・・・・
羽ペンをご自分で作ってみませんか?
8月24日のワークショップにご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
皆様とお話させていただくことで、こちらもとても勉強になりましたし、
何より楽しいひとときでした。
ここでは羽ペン作りワークショップの様子を少しご紹介いたします。
羽ペンを作るための「下準備・削り・試し書き」を皆さんとご一緒いたします。
工房では現在、白鳥とガチョウの羽をご用意しています。
「削る」のはそんなに難しいことではありません。
クイルナイフという羽ペン専用のナイフもありますが、
それ以外のものでも十分に使えます。
イギリスのクイルナイフ・ドイツのゾーリンゲンで作られたナイフ・
日本の木工用の刀、クラフトナイフ、カッター 等
いろいろお試しいただいています。
日本では鉛筆を削るように刃を外に向けて削る方が多いですが、
欧米では自分の方に刃を向けて削ります。(本でもそのように説明されています)
この違い、おもしろいですよね。
ご自分で削るので、ペン幅もある程度は自由に作れます。
一度削り方をご習得いただければ、ご自身で自宅でもできますし、
羽以外の素材をペンとして使いたい時にも、応用できると思います。
まだ始まったばかりの工房ですが、
羽ペン工房では羽ペン作り以外にも「手」をテーマに
いろいろな企画を少しずつ進めていく予定です。
工房・ギャラリー・お店として・・・・・
誰かが手作りしていたら、覗いてみてくださいね。
これからもよろしくお願いいたします。
羽ペン工房スタッフO
******************************************************************
J-LAF主催ワークショップ「羽ペン作り」
昔々、ヨーロッパの人々は文字を書くための道具に本物の鳥の羽(羽ペン)を使っていました。
羽ペンは、どうやって作られるのでしょうか?本当に書けるのでしょうか?
このワークショップでは、羽ペンの歴史に触れながら、自分の手で一本の羽から羽ペンを作ります。
また、どんな書き心地なのか実際に書いてその感触を楽しんで頂きます。
講師:岡本紀子(カリグラファー)
期日:8月24日(日)
時間:10:00~13:00
場所:ギャラリー・羽ペン工房
文京区向丘1-8-6(スタジオ・アート&クラフトの1F)
定員:6名
受講料:¥4,500(資料代、材料費/羽1本含む 込み)
定員になりしだい締め切らせていただきます。
申込期限:8月10日まで
プロフィール
1997年よりカリグラフィーを学ぶ。
1998~2004年まで英国ロンドンに在住し、ローハンプトン大学で学ぶ機会を得る。
現在は三戸美奈子氏のもとで学びながら、
海外カリグラファーのワークショップにも
積極的に参加している。
East Writes West ブリュージュ展に作品を出展。