申込み要項 開催日程・会場 2016.6.6
『ルカ・バルチェローナ「カリグラフィーWS」2016 詳細・申込み要項のご案内』をNewsのページにアップしました。
開催のご案内 2015.11.24
2016年10月末から11月初旬にかけて、イタリアからルカ・バルチェローナを迎え、カリグラフィーワークショップを開催します。
これまでにも個人的な旅行で来日されていますが、ワークショップ開催のためには初来日です。今回は東京会場のみ、「Ruling Pen Writing」( 2日コース)と「Black Letter & Flat Brush Writing」( 4日コース)の2講座(通訳付き)を開催予定です。
ルカ・バルチェローナの紙上だけにとどまらない、躍動的でスタイリッシュな文字の表現方法や技術を直接学ぶことができる絶好の機会です。日本国内でもカリグラフィー界のみならず、デザイン界などでも、影響を受けた方やファンが多い講師ですが、世界的な活動の場の拡がりには目を見張るものがあります。インターネット上の画像で講師の作品を見て憧れていた皆さんに、ぜひ直にルカ・バルチェローナの文字アートに触れていただきたいと願っています。
講座内容・募集の詳細等については、これから随時ウェブサイトでお知らせしていきますので、ご確認ください。
< 講師プロフィール>
Luca Barcellona ルカ・バルチェローナ
1978年生まれ。イタリアのミラノにスタジオを持つグラフィックデザイナー、カリグラファー。文字は彼の創作活動において最も重要な要素である。Associazione Calligrafica Italianaにてカリグラフィーの教鞭をとるとともに、アメリカ、オーストラリア、ブラジル、ドイツなど世界各地でワークショップの講師を務める。その活動が示す通り、文字と言葉に関わる伝統的芸術の手書き技術をデジタル時代の表現手段と共存させている。2003年に、Rae Martini、Marco Klefischと、カリグラフィーを含む手書き文字とイラストのライブパフォーマンス集団Rabel Inkを立ち上げる。2009年には、スイスのカリグラファーKlaus-Peter Schäffelと共に、スイス国立博物館において、1569年に作られた大きな地球儀を、当時と同じ道具(羽ペン・自然素材で作られたインク)を使ったカリグラフィーで、原作に忠実に複製する作業の実現に寄与した。文字のデザイン依頼を受けたブランドとして、Carhartt、Nike、Mondadori、Zoo York、Dolce & Gabbana、Sony BMG、Seat、Volvo、Universal、Eni、Mont Blanc、Wall Street Instituteなどが挙げられる。また、最近参加した展示には、プラハで開催された「Stuck on the City」、ドイツのCarhartt Galleryで開催された「Don't Forget To Write」がある。多くの個別のプロジェクトへの参加と同様に、彼の作品は多くの出版物に登場している。自身の服飾ブランドLuca Barcellona Gold Seriesを2010年に立ち上げ、最近では初の単行本である『Take Your Pleasure Seriously』を彼自身がメンバーを務めるLazy Dog Press社より刊行している。彼の文字デザインに対する取り組みは、グラフィティの経験から伝統的なカリグラフィーへと導かれ、更に大きな壁に描くウォールペイント、タイポグラフィーそして活版印刷まで広がっている。
講師ウェブサイト
http://www.lucabarcellona.com/