ユアン・クレイトン 「カリグラフィーワークショップ」2024

Ewan Clayton(ユアン・クレイトン) カリグラフィーワークショップ申込み要項 2024.9.2

ワークショップ内容についてはこちら→

■ 申込み方法
・下記の申込みフォームよりお申込みください。

申込みフォームはこちら→

*以下のコースは満席のため、申込みを締め切りました
 ・字形の革新:ジョン・スケルトンの字形 3日コース 東京→満席
 ・東京会場:ペインテッドレター 4日コース→満席
 ・レタリングとアール・ヌーヴォー 2日コース 神戸→満席
 ・ローマ字の歴史:アンシャル編 古代から現代まで 2日コース 神戸→満席
 ・東京会場:スライドレクチャー→満席

*下記のコースは引き続き申込みを受け付けます
 ・神戸会場:スライドレクチャー

・申込みの送信後、自動返信メールが届きます。自動返信メールが届かない場合は、まず迷惑メールフォルダなどに振り分けされていないかをご確認ください。
1時間経過しても届かない場合は、workshop◎j-laf.orgまでご連絡ください。(◎ を @ に変換してください。)
ご連絡いただく際は、申込みフォーム送信日時、お名前、メールアドレスを明記してください。

■ 申込み締切日
 満席になり次第締め切ります。

■ お支払い・キャンセルについて
・申込み受付が完了しましたら、メールにて受講料、振込先をお知らせいたします。
・海外からの参加申込み者のみ、お支払いにPayPalを利用出来ます。PayPal利用の場合は、手数料を加えた請求書をお送りいたします。
・受講料の支払期限までにお振込みがない場合には、キャンセルとみなされます。
・お振込後のキャンセルについては、原則として返金しません。ただし、ワークショップ開始日の1週間前までのキャンセルで、次の受講者がいる場合には、手数料として1,000円を差し引いた金額をご返金いたします。

WSに関するご質問は、workshop◎j-laf.org(◎を@に変換)までお願いいたします。

 

ユアン・クレイトン カリグラフィーワークショップ 2024.6.15

2024年11月に、イギリスよりユアン・クレイトンを講師に迎え、ワークショップを開催いたします。
ユアン・クレイトンは世界的なカリグラファーであり、常にカリグラフィー界を導く彼の長年に渡る貢献はとても大きく、カリグラフィー界のみならず、レターアーツ、タイポグラフィーの世界にも非常に大きな影響を与えています。アーティストとしても高い才能があり、教育者としても、文字に関わる広く深い知識と実技を、熱意をもって分け与えてくれる稀有な存在です。彼の博識に裏付けられた丁寧な教え方は、全世界的に定評があります。また、最近では英国王妃カミラのロイヤルサイファーをデザインしたことでも知られています。
ユアンは大変な親日家であり、今までに幾度も来日しています。J-LAFでも2021年にワークショップ開催を予定していましたが、コロナ禍のため長く延期となっていました。今回のワークショップは久しぶりに彼から直接学べる大変貴重な機会です。
今回は4つのクラスが東京と神戸の2カ所に分かれて開催され、それぞれスライドレクチャーも1度ずつ開催されます。2)のコースを除いて通訳が付きます。

*申込み開始は7月下旬です。申込方法のご案内は7月上旬にウェブサイトに掲載いたします。賛助会員と一般では申込開始日が異なります。賛助会員は一般より早く申込みが出来ますが、申込み開始日時点で会員であることが条件です。

会員申込みについてはJoin Usのページでご確認ください。会員資格は7月1日から翌年6月30日までの1年となりますので、ご注意ください。会員申込みはこちら→

WSに関するご質問は、workshop◎j-laf.org(◎を@に変換)までお願いいたします。

■講座の詳細
【東京開催】
1) 字形の革新:ジョン・スケルトンの字形 3日コース
ジョン・スケルトンは、イギリスとベルギーのレターカッティングやドローイングに最も影響を与えたひとりです。エリック・ギルの甥だった彼は、ギルの最後の弟子でもありました。彼の仕事場はイギリス・サセックス州のディッチリングの近くにありました。現代のローマンやケルトの字形にも精通していたスケルトンは、20世紀にクラシカルなローマンの字形を革新したひとりだったことは間違いありません。子供の頃からスケルトンのことを知っていたユアン・クレイトンが、様々な創作材料の作品の基として使えるジョン・スケルトンの文字の形を紹介するワークショップです。
開催日時:2024年11月8日〜10日(金土日)3日間 9:30~16:30
受講者定員: 16名 満席になりました

受講料: 43,000円
会場:森下文化センター https://www.kcf.or.jp/morishita/ 11/8、11/9(創作室)、11/10(第一研修室)
*通訳が付きます

2) ペインテッドレター(The Painted Letter) 4日コース
カリグラフィーの西洋の伝統には常に、ペンや筆で直接書かれた伝統的な文字と並行して、塗られた、または描かれたレタリングが存在していました。このクラスでは、鉛筆や筆による幾つものストロークでビルトアップし、文字を描き、塗る方法を4通り見ていきます。ディヴィッド・ジョーンズやマイケル・ハーヴィーなどの作品からインスピレーションを得たクラスの内容となっています。
今回は新たな試みとして、2日間受講した後、課題をこなす時間を取り、また2日間受講するという形のクラスです。このコースには通訳が付きません。
開催日時:2024年11月12日〜13日(火水)11月23日〜24日(土日)計4日間 9:30~16:30
受講者定員: 16名 満席になりました
受講料: 55,000円
会場:オリンピック青少年センター 美術室
https://nyc.niye.go.jp/wp/category/facilities/culture/

3) スライドレクチャー「カミラ王妃のためにデザインしたロイヤル・サイファー」
このトークでユアンは、ロイヤル・サイファーの歴史についての簡単な説明と、彼がカミラ王妃のサイファーをデザインした際の考案過程についてお話します。サイファーのデザインは、君主を示す印章のようなものです。昨年行われた国王の戴冠式では様々なものに使用されていました。
開催日時:2024年11月9日(土) 18:30~20:00
受講定員: 40名 満席になりました
受講料: 2,500円 ※ワークショップ参加者は無料
会場:森下文化センター 第一研修室 https://www.kcf.or.jp/morishita/
*通訳が付きます

【神戸開催】
4) 「レタリングとアール・ヌーヴォー」 2日コース
芸術と音楽における革新の多くは、1900年代初頭のウィーンに遡ることができます。そのアール・ヌーヴォーの時代はレタリングにはどのような影響を与えたのでしょう?このクラスでは、アール・ヌーヴォーの偉大なる開拓者や当時の優れたカリグラファー、ルドルフ・フォン・ラリッシュのレタリングへの貢献を詳しく見ていきます。滑らかで洗練された線から粗野な線まで、この様式に見られる線にはいつも驚きがあります。数十年の期間で、スペインのモデルニスモ(近代主義)や1960年代のサイケデリア(幻覚剤常用者のサブカルチャー)などのインスピレーションとなるまで変貌を遂げていったのです!受講者皆さまの創造性を刺激することは間違いありません。ユアン・クレイトンのカリグラフィーとしては、このスタイルそのものを模写するというより、作品へのインスピレーションを得るものとして見ています。皆さまにも、同じような取り入れ方をお勧めしていきます。
開催日時:2024年11月16日〜17日(土日)9:30~16:30
受講者定員: 16名 満席になりました

受講料: 29,000円
会場:神戸市壇上共同参画センターあすてっぷKOBE セミナー室3https://astep.city.kobe.lg.jp/
*通訳が付きます

5) 「ローマ字の歴史:アンシャル編 古代から現代まで」 2日コース
このクラスでは、アンシャル体の字形がローマ帝国の草書体として生まれ、多目的に使える現代のカリグラフィーの字形となるまでの変化を見ながら、その歴史をたどります。我々はペンを手に探っていき、早く書く草書からダブルストロークで複雑なバーサルまで最低でも6つのバリエーションの基礎的な字形を学びます。
開催日時:2024年11月19日〜20日(火水)9:30~16:30
受講者定員: 16名 満席になりました

受講料: 29,000円
会場:神戸市教育会館 203http://www.kobekhall.com/
*通訳が付きます

6) スライドレクチャー「カミラ王妃のためにデザインしたロイヤル・サイファー」
このトークでユアンは、ロイヤル・サイファーの歴史についての簡単な説明と、彼がカミラ王妃のサイファーをデザインした際の考案過程についてお話します。サイファーのデザインは、君主を示す印章のようなものです。昨年行われた国王の戴冠式では様々なものに使用されていました。
開催日時:2024年11月16日(土) 18:30~20:00
受講定員: 40名
受講料: 2,500円 ※ワークショップ参加者は無料
会場:神戸市壇上共同参画センターあすてっぷKOBE セミナー室3https://astep.city.kobe.lg.jp/
*通訳が付きます

<講師プロフィール>
Ewan Clayton(ユアン・クレイトン)
ユアン・クレイトンは、カリグラファーであり、サンダーランド大学のデザイン学科教授でもあります。彼は、エリック・ギルが創設したサセックスのディッチリングにある職人たちのコミュニティと関わりながら育ちました。ユアンはカリグラフィーの教師として、またゼロックスPARCのコンサルタントとしてさまざまなキャリアを積んできました。現在はロンドンのロイヤル・ドローイングスクールの中心的な教員です。2013年、カリグラフィーとタイポグラフィーの歴史に関する著書『The Golden Thread』がアトランティック社から出版され、その後いくつかの言語に翻訳されています。2019年には、大英図書館の夏のメイン展覧会『Writing: Making Your Mark』の外部アドバイザーと、関連出版物の編集者を務めました。彼は、多くの国で教鞭をとり、展覧会に出展しており、経験のレベルにかかわらず仲間のカリグラファーに教えることを楽しんでいます。
講師ウェブサイト: http://www.ewanclayton.co.uk/