ティモシー・ノード(Timothy Noad) 「カリグラフィーWS」2020

詳細・申込み要項のご案内 2019.11.10

『ティモシー・ノード「カリグラフィーWS」2020 詳細・申込み要項のご案内』をNewsのページにアップしました。


開催のご案内 2019.10.1

2020年4月に、イギリスよりティモシー・ノード氏を講師に迎え、ワークショップを開催いたします。初来日です。

ティモシー・ノード氏は、カリグラフィーへの造詣もさることながら、紋章制作、装飾芸術や細密画制作における現代の第一人者であり、王室認可証書や記念コインのデザイン・作成など、英国王室の公的業務にも多く携わっているアーティストです。英国王立造幣局(The Royal Mint)が2018年に発行した王室4世代のイニシャルを刻んだ記念コイン(5ポンド)は、彼のデザインによるものです。彼の芸術家としてのフィールドは多岐に渡っています。
また、近年、彼のイルミネーションの表現は植物や動物のモチーフに留まらず、イスラミックな表現の世界へも幅を広げています。
多岐に渡る作品を、彼のウェブサイトにてご覧ください。
https://www.timothynoad.com/

今回は、東京で2コース(3日コースと2日コース)、大阪で1コース(2日コース)、合計3講座とスライドレクチャーを各1回ずつ開催いたします。ワークショップ3講座は全て内容が異なります。

■東京開催ワークショップ
1) Heraldry (紋章作成クラス)
2) Illuminated Design based on a Japanese “mon”, in gold and colours
(日本の”紋”をベースに金と絵具で描くイルミネーション)
※東京開催の1) Heraldryのみ3日クラスです。

■大阪ワークショップ
3) An Illumination based on a stylised animal or flower inspired by design in medieval bestiary manuscripts but in a more modern style
(中世の動物寓話集のデザインを基に図案化した動物や花のイルミネーションにモダンな表現を加えて)

■スライドレクチャー(東京・大阪)
タイトル: Herald Painter and Scrivener (紋章画家と写字者)
ティモシー・ノード氏の経歴を彩る作品の数々を画像で見ながら、その作品にまつわるストーリーを聞かせていただきます。

※東京・大阪の両会場ともに、同じ内容で開催いたします。

講座内容及び募集の詳細等については、11月初旬にウェブサイトでお知らせする予定です。

ワークショップ担当: 久賀 真弓

<講師プロフィール>
Timothy Noad (ティモシー・ノード)
カリグラファー、写本装飾画家、コイン・メダルデザイナー
SSI(Society of Scribes and Illuminators)フェロー会員
CLAS(the Calligraphy and Lettering Arts Society)名誉会員
Letter Exchange正会員
(いずれもイギリスのカリグラフィー団体)

ロンドン西部、ミドルセックス在住。牛革のヴェラムにフォーマルなカリグラフィーと装飾を施した書面や贈呈・授与を目的とした巻物の制作を専門としている。
プロのカリグラファー、装飾美術・紋章美術のアーティストとしてのキャリアは30年以上に渡る。伝統的技術、現代的技術、双方に対する深い知識と、紋章、象徴主義、歴史的背景や自然史への深い理解に基づいて使う素材の組合せがもたらす、彼の優雅で緻密な作品は、世界的に高い評価を受けている。

1986年にThe East Surry College(Reigate School of Art and Design)を卒業後、ロンドンにあるCollege of Arms(英国紋章院)に紋章作家・カリグラファーとして勤務。公的な紋章や家系図の制作、様々な顧客の様々な目的に合わせた紋章のデザインに携わっている。紋章院のウェブサイトでは、しばしば、彼の作品が画像で掲載されている。また、彼はHM Crown Office at the House of Lords(英国貴族院・大法官庁 国璽部)においても、カリグラファー・装飾芸術家として、多くの重要な特許文章の発行に携わっており、それらの中には、エリザベス女王陛下の名の下に発行される装飾を施した勅許や貴族院・最高裁判所が発行する任命書などがあるが、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚承諾書も彼の手による。

彼の歴史に対する探究心によって、Birkbeck, University of London(ロンドン大学バークベックカレッジ)での修学、及び、Courtauld Institute(コートールド美術研究所)における15世紀からの絵画と写本装飾の研究による修士号取得に到った。そこで得た知識により、歴史的な写本や装飾画の再現・複製にも取組む。その活動がテレビ番組となったことがある。

また、英国王立造幣局(The Royal Mint)が発行するコインやメダルのデザインにおいても功績を上げている。1ポンドコインのデザイン、エリザベス女王の即位50周年記念、60周年記念のメダル、英国王室4世代のイニシャルを刻んだ記念コイン(5ポンド)などのデザインを担当。

彼の作品の多くは、エリザベス女王をはじめとする王室の方々や著名な人々及び団体からの依頼によるものである。最近では、ウェストミンスター大修道院、クライスト・チャーチ、オックスフォード、イートンカレッジ、ロンドンの同業組合、サザビーズ、ヒ ストリックハウス協会などから。また、彼の作品の一部はロイヤルコレクション、ビクトリア&アルバート美術館、ケンブリッジのフィッツウィリアム美術館に所蔵されている。リッチフィールド教会、ゴールド・スミス・ホールやテート・ブリテンなどで展示されたものもある。

著書:
The Art of Illuminated Letters (with Patricia Seligman 1994)
The Illuminated Alphabet; Mastering Calligraphy (1996)

講師ウェブサイト:https://www.timothynoad.com/