ゴードン恵美「レターカッティング入門WS」募集

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ゴードン恵美ワークショップ「レターカッティング入門」2012 開催概要

※定員が一杯になりましたので、申し込みを締め切りました。 

■ 講師 ゴードン恵美
プロフィールについては、各クラス詳細のpdfファイルをご覧下さい。

■ 会場
●大阪会場 弁天町市民学習センター 美術室(大阪市港区)
http://www.osakademanabu.com/bentencho

●東京会場 勤労福祉会館 工芸室・美術室(豊島区池袋)
http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/

■ 開催日時
大阪 2012 年7 月14 日(土)~ 7 月16 日(月・祝)
東京 2012 年7 月20 日(金)~ 7 月22 日(日)
レッスンの時間 両会場共に10:00 ~ 16:30

■ 参加費
初心者(1回目)34,000円(石代1枚分込み)
経験者(2回目)32,000円(石の追加を希望する方は別途お申し込みください)
経験者(3回目)32,000円

■ 定員
大阪会場 15 名 
東京会場 15 名
※今回初めて参加される初心者の定員は、大阪会場・東京会場それぞれ5名です。
※経験者の方につきましては、3回目の方は大阪会場でのご参加を、2回目の方は東京会場でのご参加をお勧めいたしますが、どちらの会場への参加も可能です。

■ 申込方法
e-mailのみの申込みとし、必要事項を記入したメールを下記のアドレスにご送信ください。パソコンからのメール受信可能な状態であれば、携帯電話のメールでの申込みも可能です。

1) 件名に、「ゴードン恵美WS 東京会場」又は「ゴードン恵美WS 大阪会場」と記入してください。
2) 本文に、氏名( ふりがな)、住所、電話番号、連絡を希望するメールアドレス、参加回数によって、初参加・経験者(2回目)・経験者(3回目)のいずれかを記入。経験者(2回目)・(3回目)の方は、希望する宿題の番号を記入してください。

*お申込みにお送りいただいたメールには自動返信メールが送信されます。届かない場合にはご連絡ください。

■ 送信先
workshop マル j-laf.org(WSに関する質問、ご意見もこのアドレスまで)
※ 自動返信メールが送信されます。届かない場合にはinfo マル j-laf.orgへご連絡ください。
※  マル を@に変換してください。

■ 申込締切日
東京・大阪ともに空席があります。

5 月27 日(日) 
但し、定員に空きがある場合には、その後の申込みも受付けます。
空きの有無はJ-LAF ウェブサイトでお知らせします。
https://j-laf.org/

■コースの内容・持ち物リスト・当日までの宿題などを含むワークショップ詳細はこちら
レターカッティングワークショップ初心者2012-shokai.pdf
レターカッティングワークショップ経験者2回目2012_2kaime.pdf
レターカッティングワークショップ経験者3回目l2012_3kaime.pdf

■ 参加資格
ローマンキャピタルをペンや平筆で書いた事がある方、またはローマン体のタイプフェイス(例えばPalatino, Optimaなど) を鉛筆でドローイング出来る方。

■ クラス概要 (経験回数によって、課題・宿題の内容が異なりますのでご注意ください)

石に手彫りで字を彫るレターカッティング "Letter Cutting"(またはレターカービング "Letter Carving"と 呼ばれる)は、現在も英国国内だけではなく、ヨーロッパの国々で続けられている伝統工芸です。この入門コースではヴィーカット”V-Cut”と呼ばれる彫り方で文字を彫ることを学びます。このヴィーカットは、ローマ帝国時代に既にその手法が確立され、当時の碑石に使われていたローマンキャピタルの文字のほとんどはこの彫り方で彫られています。

イギリスではエドワード・ジョンストン(1872-1944)の教え子だったエリック・ギル(1882-1940)がそのローマ時代の伝統的手法を彼の石碑の作品に多用し、彼のワークショップで培われたレターカッティングの精神、技術、そして教法は彼の弟子達を通じて今なお多くの職人の中に息づいています。この入門コースはそのギルの弟子であったデービッド・キンダスレー(1915-1995)の教法で主に進められます。

また、コース内では文字のレターフォーム、デザイン等を参加者同士で検討し合うクリティーク(Critique) と呼ばれるローハンプトン大学で採用されていた教法を導入し、生徒それぞれの作品をさまざまな側面から向上を目指すとともに、作品作りにおける生徒の自発性を伸ばしていきます。

【入門 初心者コースの概要】

●初心者コースの目的
石の彫り方だけでなく、道具や石の取り扱い方にも重点を置き、職人としての心構えを体感していただきます。

●初心者コースの内容 
1日目 石と道具の取り扱い方 彫り方の注意点 各自持参したデザインのクリティーク
2日目 試し彫り デザインが終了した生徒さんは、デザインを石に写す作業
3日目 デザインを石に写す作業が終了した生徒さんは、石を彫り始める

●使用する石の大きさ
15x15x2cm または、10x 22.5 x2cm

●入門1期生コースの宿題
ワークショップで彫りたい石のサイズを上記のサイズから選びそのサイズに合わせてローマンキャピタルで1単語(例えば”ORIENT”など)を上下左右のマージンを考えながらレイアウトペーパーに書いて来てください。だいたいメインステムの幅が5mmぐらいで、文字の高さ(エックスハイト)がメインステムの8~10倍の文字を目安としてください。もちろん、基本的にはその他の大きさの字や数字でもかまいません。

【経験者(2回目)コースの概要】

前回のワークショップでの経験を踏まえ、文字の細部に注意しながら文字を彫る作業に集中します。前回のワークショップの時間内にデザインが完了していなかった生徒さんはデザインを終了し、石にデザインを転写する作業後、作品となる石を彫り始めます。また、彫られた文字への彩色、装飾技術をお見せします。

●経験者(2回目)コースの目的
道具と石に対しての繊細な感覚を養います。文字に対しても同様に細かい部分に気をつけながら全体の作品としての完成度を高めます。また、デザインの基本的要素もクリティーク内で検討作品の向上につなげていきます。

●経験者(2回目)コースの内容
1日目 デザインのクリティーク後、デザインを石に転写し、彫り始める
2日目 彫りが完成した生徒さんは、装飾の作業
3日目 仕上げとクリティーク

●経験者(2回目)コースの宿題(下記のうちから選択して下さい)
1.宿題なし。前回のワークショップで下書きしてから、まったく、もしくはあまり彫り進んでいないので、ワークショップでは前回の石を持参して彫るのを続けたい。

2.15x15cmの石に自分の好きな、もしくは彫ってみたいローマンキャピタル1文字(平筆、もしくはカリグラフィーペンを使って書いた文字をベースにする事)を書いてくる。また、この文字の周囲に飾りをつけたいと思います。以下の2つのパターンのうちから1つを選択して、それを含めてデザインして下さい。

パターン1.ボーダーライン 最もシンプルなVーカットのライン。
パターン2.ベベル(Bevel) これはパターンというよりも、石の角を落とし、装飾とした彫り方です。

3.前回同様、自由作品をドローイングしてくる。その際、石の大きさ(15 × 15 × 2cm または、10 × 22.5 × 2 cm)を選択してデザインしてきてください。もちろん、宿題2の飾りを含めたデザインをしてきてもかまいません。

【経験者(3回目)コースの概要】

前回までの内容を踏まえ、個々のニーズに合った作品を作る際のデザインポイントや問題点への対策、そしてストーン·カッティングの新たな技術を導入します。

●経験者(3回目)コースの目的
個々の作品をより深いレベルで探求し、繊細なおかつ複雑な彫る技術を身につけ、表現の幅を広げます。

●経験者(3回目)コースの内容
1日目 デザインのクリティーク後、デザインの調整
2日目 彫る作業
3日目 仕上げとクリティーク

●経験者(3回目)コースの宿題(下記のうちから選択して下さい)
1.宿題なし。前回のワークショップで下書きしてから、まったく、もしくはあまり彫り進んでいないので、ワークショップでは前回の石を持参して彫るのを続けたい。

2.自分で彫りたい石を探し、仕入れてその石に合ったデザインをレイアウトペーパーに描いて来て下さい。
石は基本的にはどんな石を使ってもかまいませんが、御影石(英語ではGranite)は硬すぎて手彫りには向いていませんので、それ以外の石、例えば、大理石、スレート、砂岩(英語ではSand stone), 石灰石(英語では Lime stone)などをお勧めします。

彫りたい石によって用意していただく持ち物が多少違ってきますので、どんな石を使った作品を作るかを必ず講師宛にご連絡ください。ご連絡いただけない場合は希望の石を彫る事ができない場合があるかもしれませんので、よろしくお願いします。(連絡先は、PDFの概要をご参照ください。)

受付/キャンセルについて

■参加者決定方法
申し込み締切り日までの申込み人数が定員を上回った場合には、抽選により受講者を決定し、申し込まれた方全員に6月3日頃までにe-mailで結果をお知らせします。受講者は、その後、お知らせする期限までに参加費用をお振り込みいただくことになります。

■キャンセルについて
期限までにお振込みがない場合には、受講はキャンセルとみなし、キャンセル待ちの方に順に連絡させていただく場合がありますのでご注意下さい。ご旅行など、振込が間に合わない事情のある場合には、前もって連絡をお願い致します。振込後のキャンセルは原則として返金いたしません。ただし、次の受講者がいる場合には、1,000円を差し引いた残りの金額をWS終了後に返金いたします。

■見学希望者の受付について
今回のWSに参加するのは難しい方々に、1日に数名限定になりますが、クラスの見学を受け付けます。見学時間は、14:00~16:00とさせていただきます。希望者多数の場合には、抽選にて決定し、ご希望者全員にご連絡いたします。

許容人数に限りがありますので、団体でのご希望は受けられません。ご了承ください。ご友人と一緒に申し込まれる場合は、3名以内とさせていただきます。
見学を希望される方は、下記事項を明示のうえ workshop マル j-laf.org(WSに関する質問、ご意見もこのアドレスまで)
※ 自動返信メールが送信されます。届かない場合にはinfo マル j-laf.orgへご連絡ください。
※  マル を@に変換してください。

までご連絡ください。

1)件名に、WS見学希望「ゴードン恵美WS 東京会場」又は「ゴードン恵美WS 大阪会場」とご記入ください。
2)本文に、氏名( ふりがな)、住所、電話番号、連絡を希望するメールアドレス、見学希望日をご記入ください。

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