クリストファー・ハーネィス「カリグラフィーWS」2014

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「カリグラフィーWS」開催日程・講座内容

2014年10月~11月に開催いたします「クリストファー・ハーネィス カリグラフィーワークショップ」の参加者受付けを開始いたします。注意事項をよくご確認のうえ、お申込みください。
全ての講座に通訳を配し、参加者の受講をサポートいたしますので、言葉のご心配は不要です。たくさんのお申込みをお待ちいたしております。

2014年10月11日(土) ~13日(月・祝) 東京
Vitalize your hands - カリグラフィーの書体を活性化する

イタリック体、ファウンデーショナル体、もしくはカロリンジャン体(小文字)は、どのようにしたら生き生きとした活力のある文字になるのでしょうか。ペンのマニピュレーション(操作)、筆圧の変化、ストロークのビルトアップ(何回かに分けて文字を組み立てていくこと)やリタッチなどの高度な技術を使って、方法を探っていきます。ストロークそのものに力強さや変化を与える方法がわかると、最終的にどんな書体やスタイルにも生かせるようになります。

2014年10月18日(土)・19日(日) 名古屋
Roman Capitals - ローマンキャピタル

平ペンを使って、最初は簡易化されたセリフの無い形から、徐々にセミフォーマルなセリフをつけたもの、そしてフォーマルなローマンキャピタルへと進んでいきます。また、このワークショップでは、形式にとらわれないリラックスした動きを取り入れた練習に使えるローマンカーシブも見ていきます。

2014年10月23日(木)・24日(金) 大阪
Foundational deconstructed, reconstructed and vitalized -
ファウンデーショナル体 - 分解、再構成、そして活性化

どのようにしたらファウンデーショナル体をもっとモダンな文字にできるのでしょうか。ペンのマニピュレーション、筆圧の変化、ストロークのビルトアップやリタッチなどの高度な技術を使ってそれを探っていきます。

2014年10月25日(土) ~27日(月) 大阪
Vitalize your hands - カリグラフィーの書体を活性化する

イタリック体、ファウンデーショナル体、もしくはカロリンジャン体(小文字)は、どのようにしたら生き生きとした活力のある文字になるのでしょうか。ペンのマニピュレーション(操作)、筆圧の変化、ストロークのビルトアップ(何回かに分けて文字を組み立てていくこと)やリタッチなどの高度な技術を使って、方法を探っていきます。ストロークそのものに力強さや変化を与える方法がわかると、最終的にどんな書体やスタイルにも生かせるようになります。

2014年11月1日(土) ~3日(月・祝) 広島
Roman Capitals - ローマンキャピタル

平ペンを使って、最初は簡易化されたセリフの無い形から、徐々にセミフォーマルなセリフをつけたもの、そしてフォーマルなローマンキャピタルへと進んでいきます。また、このワークショップでは、形式にとらわれないリラックスした動きを取り入れた練習に使えるローマンカーシブも見ていきます。

2014年11月 6日(木)・7日(金) 東京
Italic variations - イタリック体のバリエーション

ペンのマニピュレーション、筆圧の変化、ストロークのビルトアップとリタッチなどの高度な技術を使って、イタリックのバリエーションを作り上げていきます。

2014年11月8日(土)・9日(日) 東京
From pen to print to pen again - ペンから活字体へ、そして再びペンへ

「script typeface」と呼ばれるカリグラフィーに基づいて作られた手書き風の活字書体に注目し、そこから違う書き方やより意図的に書く方法が学べるのかを探っていきます。

参加者に必要なスキルの目安

今回のワークショップで学ぶイタリック体・ファウンデーショナル体・ローマンキャピタルなど、カリグラフィーの基本的な要素を多く含む書体について習得し、成り立ちを理解していること。

講師プロフィール

Christopher Haanes クリストファー・ハーネィス
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1966年生まれ。ノルウェーのオスロに在住するカリグラファー、ブックデザイナー、タイポグラファー、教師、作家。Society of Scribes and Illuminators(SSI)では唯一のスカンジナビア人のフェロー。カリグラフィーやタイポグラフィーを指導し始めて20年以上経ち、その間イギリス、オランダ、ドイツ、フランス、イタリア、スウェーデン、オーストラリア、香港、アメリカにてワークショップの講師を務める。1989年からオスロのWesterdals School of Communication(かつてのSkolen for Grafisk Design)にて教鞭をとる。雑誌D2 (Dagens Næringsliv)、 Prosa、Numer、Snittに記事やエッセイが掲載され、カリグラフィーとタイポグラフィーの5冊の著書、Håndbok i kalligrafi (Aschehoug 1994)、Kalligrafi (NRK Fale 1998)、Bokstavelig (Aschehoug 2004)、ABC for voksne og Abstracts (H//O//F 2012)では、デザインも手掛けている。現在は、カリグラフィーの手引書を英語で執筆中。Letter Arts ReviewのThe Annual Juried Issue他、ノルウェーや海外の出版物に作品掲載多数。

講師ウェブサイトhttp://christopherhaanes.com

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クリストファー・ハーネィス「孤立した環境の中でのカリグラフィー」前半
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