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クリストッフル・ボーデンス「伸縮自在な文字の形」

「伸縮自在な文字の形」石のテキストデザイナーとしての見解

未熟なタイポグラフィーはタイポグラフィーより前から存在していた
良い文字はスペース次第で更に良くなるということを説明します

あらゆる時代の碑文を比べると、その質も様々であることがわかります。質の良し悪しが最も顕著にあらわれるのは文字の形ですが、「良い」形の文字だからといって、必ずしも申し分のない碑文になるとは限りません。インペリアル・ローマンキャピタルのような見事な文字で彫られた碑文が、間違いなく美しいとは言えないのです。素晴らしく美しく理にかなった、繊細なバランスをもった文字の形が見られる碑文でも、文字間や単語間のスペースが上手くとれていなかったり、テキスト(文字群)の配置(図1)が石碑の構造や文字の形に相応しいバランスではない場合があります。文字の形は良いのにスペーシング(スペースの取り方)が良くない!もったいないと思いませんか?

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図2 図3 ローマのアッピア街道沿いで撮影 
DATVSやIRENEの文字間のスペースが上手くとれていない点が柔軟性に欠ける金属活字のスペーシングに匹敵する

手で文字をデザインする誰もが、カウンター(文字の中のスペース)の形には特別な注意を
払います。多くのローマの碑文に於いては、文字間やテキストの周りのスペースは「デザインされた」のではなく、無計画に彫って偶然にできたもののように見えます(図1)。
まるで、制作者がそこにはカウンターの形をデザインするときほどの注意を払っていなかったかのようにです。組み替えが可能な金属活字を使った活版印刷が発明されるかなり前のものでも、できの良くない碑文は下手にレイアウトされた印刷物のように見受けられます。美しくても柔軟性に欠ける文字の形が、互いの関連性を考慮せずに並べられているため、リズム感に乏しいのです(図2、図3)。遠い昔から、石碑を作る人にとってのテキストのデザインとは、ただ単に文字を繋げて単語を彫り、一行を完成させては、その下にまた次の行を彫っていくことの繰り返しであると考えるのが常だったようです。このような取り組み方から示唆されるのは、(例えばフェリーチェ・フェリシアート、ルカ・パチョーリ、アルブレヒト・デューラーが作ったような)手本となるアルファベット文字がルネサンス時代より前に存在していたということです。ここまで見てきたように、「手を加えることのできない」文字が手本としてあることは、レイアウトを考えようとしないのを助長してしまうものです。「理想」の文字一式、すなわち柔軟性に欠ける文字の形から始めることは、タイポグラフィーのものであり、手作業の文字のデザインには合わないと思われます。タイポグラフィーとは、主に予め決められた空間に固定された文字の形が並べられることですが、自分でデザインした文字でテキストを作る人は、単に自分にとっての「理想」の文字を並べるだけではない機会に恵まれているのです。

 

伸縮自在な文字の形
目的によっては柔軟性に欠ける文字の形が役に立たないということを説明します

職人が「伸縮自在な文字の形」という考えを持たずに作ったフォーマルな碑文は、数多く存在します。私にとってテキストのデザインとは、ネガティブスペース(文字の中のスペースと文字と文字の間のスペース)を比較しながら考察するということであり、様々なネガティブスペースの形を調整することでリズムを作り出そうとします。文字のプロポーションが同時に結果にも出発点にもなると考えています。文字とはリズムと構成を更に良くする潜在力を持つ伸縮自在な単位なのです。

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図4 CORNEEL   図5 ROEL   図6 SANNE, ELMO      全て出産祝い
図7 QUINTEN 双子の一人に向けた記念品のためQを数字2の形に似せて
図8 EM 結婚25周年を祝うカップルのためのイニシャル
図9 TWEEN twoとoneでtwone 2つで1つ 幅2.5cm程のペンダント
図10 ROEL 出産祝い
図11 イニシャルH J L そして7×7 49歳の誕生日に
以上全て筆者が制作

自然のままの形をした石の表面に名前をデザインすること(図4~図11)は、タイポグラフィーの文字の形をもとにして考える、ということから私が抜け出すのに大きく貢献しました(とはいえ、文字を書くというよりドローイングする私は、カリグラフィーよりタイポグラフィーに親しみを感じています)。輪郭がでこぼこしている小石に活字を並べた単語を置こうとすると、文字が小さくなり、その周りに必要以上にとられてしまうスペースが、デザインされていないように見えます。そのスペースが無駄に感じられ、文字のデザインが石の物質的な存在感に負けてしまうのです。そのため、大抵の場合は異なったサイズの文字やリガチャー(合字)を使ったり、時には「ネスティング[nesting]」(図12)とも言われる、入れ子のように文字の中に文字を入れるのが望ましくなります。こうすることにより、単語と小石のでこぼこした輪郭が互いを補強し、文字の周りのデザインされていないスペースが、無駄になるどころか完全な価値を持つネガティブスペースとなるのです。可読性は低下するかもしれませんが、そもそもネーム・ペブル(名前入り小石)は、「極度に読みやすい」碑文でなくとも、美しい、気持ちがこもったオブジェであれば良いのです。

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図12 UXORIS 〇〇の妻 ネスティングの例 ピサ(イタリア)

 

石文字の種類
平面的スケルトン(モノラインで書いた骨組み)文字、立体的文字、そしてその中間が認められます

古い教会の壁に見られるようなグラフィティ(落書き)(図13、図14)は、「平面的」スケルトン文字の形の良い例です。下書きをせず、先の尖った道具を書き手に向ける動きで作られた文字で、書くときの行為と似ています。

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図13 図14 エトルリア文明の碑文 紀元前7世紀~紀元前1世紀 キウージ(イタリア)

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図15 図16 キリスト教初期の碑文 ローマ(イタリア)

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図17 ローマ共和政期の様式 ローマ国立博物館 ローマ(イタリア)

キリスト教初期(図15、図16)とローマ共和政期(図17)の碑文は、「スケルトン」と「立体的」文字の中間にあたるものです。グラフィティと比較すると、やや太めの線、綺麗なVカット、更に完成度の高い側面が見られるものの、文字に立体感を出そうと意識が注がれたということが明白ではありません。私が推察するには、キリスト教初期の碑文は事前にドローイングされたわけではなく、ダミー(ハンマー)やチズル(のみ)を使ってチェイス[1]の方法で作られた文字で、(上でお話した、引っ掻いたグラフィティのように)書くときの行為に近いと思います。一方、共和政期の碑文は、もっとフォーマルなものです。おそらく石の上に木炭やチョークで書いた後、平らなチズルを使って幅の狭いVカットで彫られたのではないかと思います。その制作方法を考えると、私たちは書くというよりドローイングに近いと思うでしょう(このお話は後ほど「失われた機会」であらためて触れます)。立体感が非常に明白になると、陰影をはっきりと感じることができます(図18、図30、図31、図33)。

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図18 筆者による碑文の細部 「HIC HORA SEMPER AMICIS EST」友はいつの時も歓迎する

文字が黒く塗られていて陰影がないため(図19、図20)、彫られた文字がたとえ肉太の文字であっても(図21)、引っ掻いた文字と違う状態ではあるが「平面的」になる。

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図19 図20 北イタリア 正確な所在地は不明

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図21 彫られた後に黒く塗られている(文字は彫刻的な特徴を失い、印刷されたかのように平面的になる)

 

典型的な石文字の特徴
・細すぎない
・太い線と細い線のコントラストが少ない
・長く細いセリフ(文字の最初や最後につく小さなストローク)がない

キリスト教初期の、幾分平面的なスタイル(明らかに立体的ではないという意味です)で彫りたいのでない限り、石文字は細くしすぎないようにデザインしなくてはいけません。長く、幅の狭いVカットを綺麗に彫ることはそう簡単ではなく、いつも以上の集中力を要します。線を太くすることで彫りも深くなり、Vカットの側面の幅も広くなります。それが、チズルにも支えとなり、(そのように仕上げたければですが)綺麗でくっきりとした側面が彫りやすくなります。そして、視覚的にも文字が細すぎない方が良い理由があります。彫り込みが、文字のストロークを暗く見える側と明るく見える側に分けるので、目の錯覚で、彫った文字はデザインしたときよりも若干細く見えます。そのため軽すぎる文字に見えやすいのです。更に、碑文は一定の距離を置いて(文字の形をドローイングする時よりも遠く離れて)読みます。また、背景となる石の表面に特徴があったり、テキストが使われる建築物がかなり堅牢なこともあります。このような時は常に、肉太の文字になるようデザインした方が良いでしょう。自然な成り行きとして、硬い石の場合はこれがそれほど明白ではなくなります。文字をデザインして彫る人は、柔らかい石の場合より(かなり)余計にチズルを打つ必要があることを考慮して、おそらく文字をやや軽めのウエイトにするでしょう。また、そのような石には自然と浅めに彫ることにもなります。

表面の粗い石を彫るときに興味深い問題があります。作者が思い描いていたはっきりとした文字の輪郭が、よろめいた線になってしまうのです。現実として作者は、心に描いていた文字の輪郭のイメージを諦めざるをえません。中心線とVカットの側面だけが元の形を保ち、この2つの要素のみが文字に視覚的な力と特徴を与えることとなるのです。

平均2インチ(5センチ)程度の文字を彫るのであれば、私なら石文字に太い線と細い線の明確なコントラストをつけないと思います。もっと大きい文字の場合のみ、細い線を彫るために技術的に必要な最低限のウエイト(文字の高さと線幅の比重)を失わず、強いコントラストの実現が可能なのです。例えば、トラヤヌス帝の碑文だと最小の文字は4インチ(9.5センチ)ほどです。2000年ほどの風化を経て、最も細い部分の幅は0.5センチ、セリフの最も細い部分は1ミリです。更に小さな文字でこの「トラヤヌスの」コントラストを試みるのは技術的にあまりおすすめしません。この、コントラストを持たせてデザインした文字をコピー機でかなり縮小してみると、文字の横の線やセリフが軽すぎて、文字の特徴が失われてしまいます。一方、非常に小さく印刷された書体を拡大してみると、同じ書体の大きいサイズの文字より太い線と細い線のコントラストが少ないことがわかります。細い横線を太くすることで文字内のスペースが狭くなることを計算に入れて、文字の幅は広げてデザインされています。

石にふさわしい文字に見られる3つめの特徴は、長く細いセリフが無いということです。様々な石の種類に、長くて細いセリフを彫るためにはかなり工夫が必要になります。私の見解では、カリグラフィーであればペンや筆で自然にヘアライン(極細の線)が出せますが、石に彫ることで長く細いセリフをつけようとすると、文字が不自然に見えると思います。スレートのような非常にきめの細かい石の場合は例外かもしれません。また、しっかりとウエイトがある大きな文字だとセリフも素直に彫れて、自然に見えると言えるでしょう。

 

カリグラフィー的な特徴
他にはどのような特徴が、石に彫られた文字を真の石文字とさせるのでしょう

私はエドワード・カティッチの著書『The Origin of the Serif』(セリフの起源)[2]を読んで、深く共感しました。彼は筆で文字を書く人として、一見すると難攻不落な先任の専門家たちの理論に疑問を持ち、その定説を崩してしまったのです。まるでロビン・フッドのようです。彼は、多くのローマの碑文の文字は、彫られる前に平筆で下書きされていると正論を唱えました。しかし、生粋の筆で文字を書く人であった彼が石に施したのは、筆文字を純粋に模倣したにすぎない文字だったのです。つまりカリグラフィー的な特徴があったということです。

典型的なカリグラフィーの形態は、ペンと紙とインクの相互作用から生まれます(カティ
ッチの場合は、筆とインクと石ですが)。真の石文字は、その特殊な素材を考慮して(もしくは考え直して)生まれるべきであり、石の特異性、彫る道具、文字のサイズ、テキストの機能性を考慮した上で、彫る行為を通して作られるべきなのです。文字の石彫家になりたいと思っているのであれば、その言葉どおり、紙やコンピュータースクリーンに文字をデザインするのではなく、チズルを手に取って直接石に向き合いながらデザインできるようになるべきです。

滑らかでムラのない硬さと質感を持つ、きめの細かい石を見ると、文字の石彫家はカリグラフィーやタイポグラフィーで見た文字の美しさを、そのまま模倣したくなるかもしれません。カリグラフィーを学んだ上で石に彫ることを学んだ人は、ペンや筆のスキルを忘れて彫ることを困難に感じます(私には紙の上の作品が石の上に転置されたように見えます)。そして、タイポグラフィーを学んでから石を彫るようになった人は、石の上にタイポグラフィーを制作しようとします(図19、図20、図22 、図23)。そのため、石に施された文字のデザインは時々、石文字のためのものではなく、他の媒体の上で生まれた形を単に石の上に転置したものになるのです。

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図 22 ローマ(イタリア)

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図 23 所在地は不明

私は上記のことをローマ国立博物館で共和政期の碑文(図17)を初めて見たときに、突然気づきます。トラヤヌスの碑文に使われている滑らかな白い大理石とは対照的に、トラバーチン大理石(図24)のような、おそらく現地で採取されたもっと粗い石に、それらの碑文は彫られていました。このような石に細いストロークやセリフを彫ることは不可能であり、太い線と細い線の明白なコントラストや優雅なセリフについては論外です。太い線と細い線を入れてデザインされた文字(平筆の文字から発展させた形)を彫るのは、皇帝や大富豪層にしか買うことのできない、きめの細かい石の素材に限ったことであるのが、不意に明らかになったのです。しかしながら、彼らのための文字以外にも多くの文字のデザインが存在していたはずです。トラヤヌスの文字を愛する私は、二度目の打撃を受けました。それまでトラヤヌスの文字を、「絶対的な」ローマン体のデザインであると誤って信じていたのですから。同じ名前の書体(トレイジャン)の出現によっておびやかされた私のトラヤヌスの文字への愛は、やっとのことで持ちこたえたにもかかわらずです。この書体は、オリジナルの手書きもしくは彫られたトラヤヌスの文字と比べると、まるでぬいぐるみのように精彩に欠けています。粗削りな共和政期のローマン体(図25)の方が、高く評価されているトラヤヌスの文字より、ともかくも生き生きとして、どういうわけか真の文字のように見えてきたのです。

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図24 トラバーチン大理石の例 但し文字は共和政期のものではない

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図25 共和政期の文字様式の文字 アッピア街道 ローマ(イタリア)

 

失われた機会
文字の輪郭をドローイングした石文字は、ローマ帝国時代に既に存在していました。彫った後に青銅で充填されている文字はそのようにデザインされていましたし(図26、図27、図28)、ウエイトは、壮大な建築物に並べられる文字として非常に適していました。トラヤヌス帝の碑文以来、石文字のデザインは平筆で書かれた文字を彫る方法から、輪郭をドローイングして彫る方法に変わっていきました。15世紀のイタリアでは、ルカ・パチョーリなどの手による文字の手本や、作図からおこされた文字以外にも、フリーハンドで輪郭をドローイングした石文字(図24、図29~33)も世に出ていたのです。例を挙げると他にもありますが、例えば斜めの線が細いNの文字(図32)があります。典型的なドローイングされた文字であり、平ペンや平筆で素直に書ける文字ではありません。当時の文字の石彫家たちは、ローマ帝国の平筆で書かれた文字のデザインを手本にするのではなく、意識して輪郭をドローイングする文字を選んでいたのです。これは、真の石文字のデザインの可能性としては有益な変化でした。なぜなら、文字を彫ることは、文字を書く行為より文字をドローイングする行為に似ているからです。

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図26 図27 図28 青銅の文字をはめる、彫ったくぼみ 
図26 シエーナ(イタリア)
図27 図28 ローマ(イタリア)

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図29 サン・ジョバンニ・ア・ポルタ・ラティーナ教会 ローマ(イタリア)

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図30 図31 ピサ(イタリア)

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図32 ピサ大聖堂に付属する納骨堂、カンポサントの中 ピサ(イタリア)
図33 アッシジ(イタリア)

しかしながら、活版印刷の出現でカリグラフィー離れが起こり、文字の石彫家たちが活字やカリグラフィーを模倣することに繋がっていきました。残念なことに石文字のデザインは、カリグラフィーの弟分から、タイポグラフィー(図19、図23)とカリグラフィーの弟分になってしまったのです!それが今日まで続いています。しかし、文字の石彫家たちが、今また「石を考えている」という明るい兆しもあります。

 


 

筆者注:これらの見解は、2003年のロンドンでの講演で最初に紹介したものです。2004年にはイギリスで『Forum』8号の記事として掲載され、また2006年には図版を増やしてアメリカで『Letter Arts Review』に。そしてその後オーストラリアのレターアーツ定期刊行物にも掲載されました。この度、J-LAFのために見直した見解を、写真も増やしてご紹介します。

ロンドンの講演後、1960年のニコレット・グレーの著書『Lettering on Buildings』(建築物に使われる文字)を読んで、私が出したいくつかの結論は、経路は違っても彼女の結論と同じだったことを知りました。

[1]チェイスとは、チズルを石に対してかなり平らに持って彫ることです。対して「チョップ」とは、チズルをもっと垂直に持って彫ることです(チェイスと同様、チズルの刃先の一方の角が石の表面より上にある状態で、チズルの柄と石の表面の角度をおよそ60度にしてチズルを持ちます。的確な角度は、彫る石の硬さによって違ってきます)。チョップは、石の粒子が粗く、チェイスで彫ると細かい欠けが生じてしまいそうなときに役立つ彫り方です。

[2] Edward M. Catich, The Origin of the Serif (2nd edn., Davenport: Catich Gallery, St. Ambrose University, 1991)

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<プロフィール>
Kristoffel Boudens クリストッフル・ボーデンス

1958年ベルギー、ブリュッセル生まれ。
6年間美術(絵画)を学び、レタリングはトム・パーキンス、ゲイナー・ゴフ、ピーテル・ボーデンスに師事。非公式だが、ジャン・クロード・ランボローやジョン・ナッシュにも大きな影響を受ける。1989年からフリーのテキストデザイナーと文字の石彫家として活動しながら、石文字のデザインや美術を教え続け、またサンフランシスコ、メルボルン、ローマ、バチカン、ロンドン、ケンブリッジで講義を行った経験も持つ。
2人の姉妹と2人の兄弟も文字に携わる。父親はベルギーにおける20世紀のカリグラフィーの創始者。ブルージュの近くの中世の雰囲気が残る村に妻、3人の子供と暮らす。

 

翻訳:朝倉紀子
校正:関智子

"The Malleable Letter Shape" by Kristoffel Boudens

The Malleable Letter Shape
Thoughts From the Practice of a Text Designer for Stone

 

Bad typography is older than typography
In which I explain that good letters are better off with good spacing.

As we compare inscriptions across all ages we see differences in quality. Most obvious is the quality of letter shapes, but ‘good’ letterforms don’t always make satisfying inscriptions. A magnificent letter like the Imperial Roman capital is not foolproof. One can find inscriptions where the letterforms in themselves have a most beautiful, rational and sensitive balance, but where letter- and word-spacing are badly conceived, and/or where the placing of the text block (Fig. 1) doesn't show the sense of balance we find in their architecture and their letter shapes. Good letterforms badly spaced! Isn’t that a waste?

fig1 fig2 fig3
1: Roman-Germanic Museum, Köln, Germany.
2 and 3: Two pictures along the Via Appia in Rome.
Poor letterspacing in DATVS and IRENE, comparable to spacing with inflexible metal type.

Everyone who designs letters by hand gives special attention to the shapes of the counters. In many Roman inscriptions the inter-letter spaces and the room around the text look accidental, haphazard; not ‘designed’ (see also Fig. 1). It is as if the makers were not conscious of them in the same way as they were when conceiving the counter shapes. Less successful inscriptions, even those made long before the invention of movable type, look like poorly laid out printing: they consist of beautiful but inflexible letter shapes, badly placed in relation to one another and thus create a poor rhythm (Fig. 2 and 3). Throughout the ages it seems to have been common for many inscription makers to regard text design as merely linking letters to make words and then lines, and to put these lines one under the other. This way of working suggests that model alphabets (e.g. by Felice Feliciano, Luca de Pacioli, Albrecht Dürer, etc.) must have been around much earlier than the Renaissance. As we have seen, the existence of ‘untouchable’ model letters promotes lack of thought in layout. To start from a set of ‘ideal’ and thus inflexible letter shapes belongs to typography and seems out of place where it comes to handmade lettering. Typography is mainly about fixed letterforms in pre-determined spaces, but everyone who composes text with personally designed letters, has the opportunity of doing better than merely line up the letters of his or her chosen ‘ideal’ alphabet.

 

The malleable letter shape
In which the uselessness of inflexible letter shapes for certain purposes is explained.

Many formal inscriptions have been made in which the craftsman didn’t have the idea of ‘malleable lettershapes’ in mind. For me, designing text is about weighing the spaces within the letters against the spaces between them. I try to create rhythm by tuning these different kinds of negative shapes to one another. I regard letter proportions at the same time as a result and as a starting point. Letters are malleable units that have the potential to improve rhythm and the composition.

 

fig4 fig5
fig6 fig7 fig8 fig9 fig10 fig11

4: CORNEEL   5: ROEL   6: SANNE, ELMO (4, 5 and 6 are presents for births)  
7: QUINTEN (letter Q resembles a 2 as this is a remembrance for one child of twins)  
8: EM (initials for a couple married for 25years)  
9: TWEEN (twone or two/one) necklace ca 2.5cm wide   10: ROEL (another present for a birth)    
11: Initials H, J & L; and 7 times 7 (for a 49th birthday)

All examples by the author

Designing names on naturally shaped stones (Figs. 4 to 11) has played an important role in my breaking free of thinking in terms of typographic letterforms (though I feel closer to typography than to calligraphy because I draw rather than write). When you would put a typeset word within the irregular contour of a pebble, you would end up with letters that are too small, and the space around the word would be excessive and appear un-designed. That space would feel wasted and the lettering would be unable to compete with the explicitly physical presence of the stone. So in most cases it is advisable to use a combination of letters of different sizes, ligatures and, occasionally, letters enclosed within other letters, also called ‘nesting’ (Fig. 12). This way we can make the irregular contours of word and pebble reinforce one another and the un-designed space around the lettering can be turned from waste to full-value negative space. Readability may decrease, but a name-pebble is not in the first place meant as a ‘legible to the last degree’-inscription. It is an aesthetic and emotionally charged object.

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12:  UXORIS (wife of). Example of nesting. Pisa, Italy.

 

Types of stone letters
In which I recognize: GRAPHIC skeleton letters, an IN-BETWEEN form and THREE-DIMENSIONAL letters.

The scratched graffiti (Figs. 13 and 14) as sometimes found on old church walls is a good example of ‘graphic’ skeleton letterforms. They were made with a pointed object in a homecoming movement (drawn toward the writer) and without preliminary drawing. The making is close to the act of writing.

fig13 fig14
13 and 14: Etruscan inscriptions (between 7th and 1st century BC). Chiusi, Italy.

fig15 fig16
15 and 16:  Early Christian inscriptions. Rome.

fig17
17: Republican style. National Roman Museum.

Early Christian (Fig. 15 and 16) and Republican Roman (Fig. 17) inscriptions fall between ‘skeleton’ and ‘three-dimensional’ lettering. The lines are slightly wider, they have a cleaner V-cut with more finished sides but the attention is not explicitly drawn towards the three-dimensionality of the lettering. I gather that early Christian inscriptions were also made without preliminary drawing but chased [1] with dummy and chisel, and are thus closer to the act of writing (just like the scratched graffiti I described above). Republican Roman inscriptions on the other hand, are more formal. They were probably written on the stone with a piece of charcoal or chalk, and then carved in a narrow V-section with a flat chisel. Through the way they were executed we can relate them more to drawing than writing (we’ll come back to this under ‘A missed chance’). Sometimes the three-dimensionality becomes/became so explicit that we can clearly perceive the play of light and shadow (Figs. 18, 30, 31 and 33).

fig18
18: Detail of an inscription by the author
(‘HIC HORA SEMPER AMICIS EST’  Friends are welcome at any hour)

If there is no play of light and shadow because the letters are painted black (Figs. 19 and 20)  (even when quite bold (Fig. 21)), the carving is again ‘graphic’ but in a different way as when scratched.)

fig19 fig20
19 and 20: Northern Italy (exact whereabouts unknown)

fig21
21: Engraved and painted black (The letters lose their sculptural character and become graphic, as if printed)

 

Properties of typical stone letters:
-Not too thin
-Little thick/thin-contrast
-No long fine serifs

Unless we wish to work in the early Christian, rather graphic (by which I mean not  clearly being three-dimensional) skeleton style, we mustn't design stone letters too thin. Carving a long, clean, narrow V-cut line is not so easy, it demands extra concentration. With a wider line, the incision is deeper and the sides of it are broader. This gives more support to the chisel and makes it easier to make the side-surfaces of the V-cut clean and crisp (if desired).
But there are visual reasons as well. The incision divides the stroke into a dark and a light side so optical illusion makes the carved letter look slightly thinner than it was in its designed stage and will thus easily look too light. Also we read stone inscriptions from a certain distance (further away than when we draw the letter-shapes). And sometimes the stone background can have an explicit surface texture or the architecture on which the text must function can sometimes be quite robust. In all these cases, the lettering will be better made bolder. Of course, harder types of stone make this less obvious. As it takes (a lot) more blows of the chisel to carve in hard stone, a designer/carver will probably tend to take this into account and design slightly lighter letters. Also, in a tough piece of stone, letters will naturally be carved more shallow.

There is an interesting side issue in working on a rough surface. The well-defined contour the designer had in mind changes into a wobbly thing. In the act of executing he must let go of his mental image of the letter outline. Only the center-line and side-surfaces of the v-cut can remain intact so only they can give the letter its visual strength and character.

If we are dealing with an average size of about two inches (5 cm), I wouldn't give stone-cut letters a strong thick/thin contrast. Only with bigger letters, this strong contrast can be achieved without losing the minimum weight that is technically necessary to execute the thin parts. In the Trajan inscription, for example, the smallest letters are about four inches (9.5 cm) high. Their thin parts are, after some 2000 years of weathering, about 0.5 cm thick and the serifs about 1 mm at their thinnest. This ‘Trajan’ contrast is technically less advisable for smaller letters. When we considerably reduce lettering with a Trajan contrast by photocopy, the letters become too light in the horizontals and the serifs and the lettering looses its character. On the other hand, when we look at type and enlarge an example from very small printing, we see less thick/thin contrast than in the larger sizes of the same type. The letters are designed wider, to make up for the inner space taken away by beefing up the thin horizontals.

A third characteristic feature we see in letters with a stone-like character: no long, fine serifs. On many kinds of stone we have to fiddle to carve long and fine serifs. In my opinion that gives the lettering a mannered look, unlike in calligraphy where a hairline can emerge naturally from the pen or the brush. We could state that very fine-grained types of stone like slate may be an exception and that serifs come most naturally on big lettering where they are heavy enough to be carved straightforwardly.

 

Calligraphic mannerism
What else makes a letter on stone a real stone letter?

When I read Catich’s The Origin of the Serif [2] I felt a profound sympathy for it. He questioned apparently unassailable scientific predecessors and tripped up their established theories through his practical knowledge as a brush-letterer. I saw him as a kind of Robin Hood. He rightly assessed that the lettering on numerous Roman inscriptions was written with the flat brush before being carved. But, being through and through a brush-letterer, his stone lettering was a pure emulation of his brush designs, a calligraphic mannerism.

A typical calligraphic morphology emerges from the interaction between pen, paper, and ink (in Catich’s case from the interaction between brush, ink and stone). Real stone letters should be (re)considered through their specific material. They should be developed through the act of carving, taking into account the specificity of the stone, the carving implement, the size of the letters and the function of the text. Aspiring lettercarvers should, as it were, learn to design not on paper or screen but with the chisel straight onto the stone.

A fine-grained stone which has a mild and even hardness and texture may persuade the lettercarver to imitate beauty he or she has seen in calligraphy or typography. Calligraphically schooled carvers find it difficult to set aside their pen/brush skills (they often end up with what feels for me as paperwork transposed on a piece of stone), while typographically schooled carvers tend to produce typography on stone (Figs. 19, 20, 22, 23). For those reasons, lettering on stone is sometimes not stone lettering but a mere transposition of shapes developed in another medium.

 

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22: Rome                               

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23: Whereabouts unknown

I suddenly realized this when I first saw Republican inscriptions at the National Roman Museum (Fig. 17). They were, in contrast to the smooth white marble used for the Trajan inscription, carved in rougher – presumably local – kinds of stone such as Travertine marble (Fig. 24). It is not possible to carve fine strokes or serifs in this kind of stone, so an obvious thick/thin-contrast and elegant serifs were out of the question. The carving in stone of thick/thin-weighted lettering (as evolved from the flat brush) suddenly showed itself to me as very material specific for the fine-grained stone only the emperor and the very rich could afford. There was more lettering around than only theirs. My love for the Trajan letter suffered from a second blow because until then I had wrongly believed it was ‘The’ Roman lettering. My love for Trajan had already endured the emergence of the typeface with the same name that, compared to its handwritten/carved original, feels lifeless as a stuffed animal. The crude Republican Roman letter suddenly seemed somehow livelier and somehow more real as a stone letter than the highly estimated Trajan (Fig. 25).

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24: Example of Travertine marble (not with Republican lettering though)

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25: Republican letter style. Via Appia, Rome.

 

A missed chance

Outline-drawn stone lettering did already exist during the Imperial era. The letter shapes carved to take bronze infilling were designed that way (Figs. 26, 27 and 28) and their weight was very well suited to the imposing architecture they were combined with.
Since Trajan, the change for stone lettering has been from brushwork carved out in stone to outline drawing of a different kind as described above. In 15th-century Italy we see not only the example alphabets of Luca de Pacioli and others with their constructed letters; there is also the emergence of freehand outline-drawn stone letters (Figs. 24 and from 29 to 33). This is, amongst other things, exemplified by the kind of N with a narrow diagonal (Fig. 32), a typical drawn shape that can’t be written straightforwardly with a flat nib or brush. Lettercarvers apparently didn’t anymore take the imperial brush-lettering as their example but deliberately opted for outline drawing. This was a potentially beneficial change for real stone lettering because, as said above, carving is much closer to the act of drawing letters than it is to the act of writing them.

fig26 fig27 fig28
26, 27 and 28: Sockets for bronze lettering. Sienna (26) and Rome (27 and 28).

fig29
29: St John Before the Latin Gate, Rome

fig30 fig31
30 and 31: Pisa

fig32 fig33
32: In the Camposanto in Pisa  
33: Assisi

With the advent of movable type, though, this retreat from calligraphy led to lettercarvers’ imitating type or calligraphy. Stone lettering unfortunately changed from being the little brother of calligraphy into being the little brother of typography (Figs. 19 to 23) and calligraphy! This has lasted until our day, but there are hopeful signs that lettercarvers are once again ‘thinking stone’.

 


 

Author’s note: These thoughts were first presented as lecture in London in 2003.
In 2004, I published the article in issue 8 of Forum (UK), then with more illustrations in Letter Arts Review (US) in 2006, and later in an Australian lettering periodical. Here I present a reworked version for J-LAF, with more pictures.

After my lecture in London, I read Nicolete Gray’s Lettering on Buildings (1960) and found that several of my conclusions, though arrived at by a different route, were quite like hers.

[1]  To chase is to cut with the chisel quite flat against the stone, as opposed to ‘chopping’ where the carver cuts with the chisel more perpendicular to the stone (approximately 60° between the shank of the chisel and the surface of the stone and where - as in the act of chasing - the one corner of the cutting edge remains above the surface. The exact angle of shank to surface depends on the hardness of the piece of stone at hand). The chopping technique is useful when the stone is less solid and when small particles of stone tend to break off in the act of chasing.

[2] Edward M. Catich, The Origin of the Serif (2nd edn., Davenport: Catich Gallery, St. Ambrose University, 1991)

 

Kristoffel BOUDENS14.2

KRISTOFFEL BOUDENS

Born in 1958 in Bruges, Belgium.

Studied art for six years (painting) and trained in lettering under Tom Perkins, Gaynor Goffe and Pieter Boudens.  Informally, Jean-Claude Lamborot and John Nash were important.

Works as an independent textdesigner/lettercarver since 1989.
Has in the meanwhile always been teaching, sometimes lettering for stone, sometimes fine art.

Has lectured in San Francisco, Melbourne, Rome, Vatican City, London, and Cambridge.

Has two sisters and two brothers who are letterers.  His father was the founder of 20th century calligraphy in Belgium.

Lives with his wife and three children in a medieval village near Bruges.

 

年末年始についてのお知らせ

誠に勝手ながら、2015年12月28日(月)~2016年1月10日(日)まで、メール返信などの対応業務をお休みとさせていただきます。

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご容赦下さいますようお願い申し上げます。

ルカ・バルチェローナ「カリグラフィーWS」2016 開催のご案内

2016年10月末から11月初旬にかけて、イタリアからルカ・バルチェローナを迎え、カリグラフィーワークショップを開催します。

これまでにも個人的な旅行で来日されていますが、ワークショップ開催のためには初来日です。今回は東京会場のみ、「Ruling Pen Writing」( 2日コース)と「Black Letter & Flat Brush Writing」( 4日コース)の2講座(通訳付き)を開催予定です。

ルカ・バルチェローナの紙上だけにとどまらない、躍動的でスタイリッシュな文字の表現方法や技術を直接学ぶことができる絶好の機会です。日本国内でもカリグラフィー界のみならず、デザイン界などでも、影響を受けた方やファンが多い講師ですが、世界的な活動の場の拡がりには目を見張るものがあります。インターネット上の画像で講師の作品を見て憧れていた皆さんに、ぜひ直にルカ・バルチェローナの文字アートに触れていただきたいと願っています。

講座内容・募集の詳細等については、これから随時ウェブサイトでお知らせしていきますので、ご確認ください。

alfabeto pennello

BN

Ex3 Firenze performance

LB ph Lorenzo barassi Mardersteig

< 講師プロフィール>
Luca BarcellonaLuca Barcellona ルカ・バルチェローナ
1978年生まれ。イタリアのミラノにスタジオを持つグラフィックデザイナー、カリグラファー。文字は彼の創作活動において最も重要な要素である。Associazione Calligrafica Italianaにてカリグラフィーの教鞭をとるとともに、アメリカ、オーストラリア、ブラジル、ドイツなど世界各地でワークショップの講師を務める。その活動が示す通り、文字と言葉に関わる伝統的芸術の手書き技術をデジタル時代の表現手段と共存させている。2003年に、Rae Martini、Marco Klefischと、カリグラフィーを含む手書き文字とイラストのライブパフォーマンス集団Rabel Inkを立ち上げる。2009年には、スイスのカリグラファーKlaus-Peter Schäffelと共に、スイス国立博物館において、1569年に作られた大きな地球儀を、当時と同じ道具(羽ペン・自然素材で作られたインク)を使ったカリグラフィーで、原作に忠実に複製する作業の実現に寄与した。文字のデザイン依頼を受けたブランドとして、Carhartt、Nike、Mondadori、Zoo York、Dolce & Gabbana、Sony BMG、Seat、Volvo、Universal、Eni、Mont Blanc、Wall Street Instituteなどが挙げられる。また、最近参加した展示には、プラハで開催された「Stuck on the City」、ドイツのCarhartt Galleryで開催された「Don't Forget To Write」がある。多くの個別のプロジェクトへの参加と同様に、彼の作品は多くの出版物に登場している。自身の服飾ブランドLuca Barcellona Gold Seriesを2010年に立ち上げ、最近では初の単行本である『Take Your Pleasure Seriously』を彼自身がメンバーを務めるLazy Dog Press社より刊行している。彼の文字デザインに対する取り組みは、グラフィティの経験から伝統的なカリグラフィーへと導かれ、更に大きな壁に描くウォールペイント、タイポグラフィーそして活版印刷まで広がっている。

講師ウェブサイト
http://www.lucabarcellona.com/

ルカ・バルチェローナ「カリグラフィー WS」2016

申込み要項 開催日程・会場 2016.6.6

『ルカ・バルチェローナ「カリグラフィーWS」2016 詳細・申込み要項のご案内』をNewsのページにアップしました。

 


開催のご案内 2015.11.24

2016年10月末から11月初旬にかけて、イタリアからルカ・バルチェローナを迎え、カリグラフィーワークショップを開催します。

これまでにも個人的な旅行で来日されていますが、ワークショップ開催のためには初来日です。今回は東京会場のみ、「Ruling Pen Writing」( 2日コース)と「Black Letter & Flat Brush Writing」( 4日コース)の2講座(通訳付き)を開催予定です。

ルカ・バルチェローナの紙上だけにとどまらない、躍動的でスタイリッシュな文字の表現方法や技術を直接学ぶことができる絶好の機会です。日本国内でもカリグラフィー界のみならず、デザイン界などでも、影響を受けた方やファンが多い講師ですが、世界的な活動の場の拡がりには目を見張るものがあります。インターネット上の画像で講師の作品を見て憧れていた皆さんに、ぜひ直にルカ・バルチェローナの文字アートに触れていただきたいと願っています。

講座内容・募集の詳細等については、これから随時ウェブサイトでお知らせしていきますので、ご確認ください。

alfabeto pennello BN Ex3 Firenze performance LB ph Lorenzo barassi Mardersteig

< 講師プロフィール>
Luca BarcellonaLuca Barcellona ルカ・バルチェローナ
1978年生まれ。イタリアのミラノにスタジオを持つグラフィックデザイナー、カリグラファー。文字は彼の創作活動において最も重要な要素である。Associazione Calligrafica Italianaにてカリグラフィーの教鞭をとるとともに、アメリカ、オーストラリア、ブラジル、ドイツなど世界各地でワークショップの講師を務める。その活動が示す通り、文字と言葉に関わる伝統的芸術の手書き技術をデジタル時代の表現手段と共存させている。2003年に、Rae Martini、Marco Klefischと、カリグラフィーを含む手書き文字とイラストのライブパフォーマンス集団Rabel Inkを立ち上げる。2009年には、スイスのカリグラファーKlaus-Peter Schäffelと共に、スイス国立博物館において、1569年に作られた大きな地球儀を、当時と同じ道具(羽ペン・自然素材で作られたインク)を使ったカリグラフィーで、原作に忠実に複製する作業の実現に寄与した。文字のデザイン依頼を受けたブランドとして、Carhartt、Nike、Mondadori、Zoo York、Dolce & Gabbana、Sony BMG、Seat、Volvo、Universal、Eni、Mont Blanc、Wall Street Instituteなどが挙げられる。また、最近参加した展示には、プラハで開催された「Stuck on the City」、ドイツのCarhartt Galleryで開催された「Don't Forget To Write」がある。多くの個別のプロジェクトへの参加と同様に、彼の作品は多くの出版物に登場している。自身の服飾ブランドLuca Barcellona Gold Seriesを2010年に立ち上げ、最近では初の単行本である『Take Your Pleasure Seriously』を彼自身がメンバーを務めるLazy Dog Press社より刊行している。彼の文字デザインに対する取り組みは、グラフィティの経験から伝統的なカリグラフィーへと導かれ、更に大きな壁に描くウォールペイント、タイポグラフィーそして活版印刷まで広がっている。

講師ウェブサイト
http://www.lucabarcellona.com/

Yukimi Annand「カリグラフィーWS」2015

ワークショップレポート

Yukimi Annandさんの『Sequence』ワークショップを受けて。
Aki Ootsuki

フェイスブックで、ずっと憧れていたYukimi Annandさん。

私は、カリグラフィーを始めて、作品を作っていくうちに、理解し難い自分の感情や感覚を、理解し難い母国語以外の言語で表現したいと思うようになりました。それは、外国語を理解するのと、感情や感覚を理解して言葉にすることが、似ていると気がついたからです。
ただ、これは私独自の表現方法なので、感覚や感情から作品にするまでのプロセスを教えてくれるお教室はなく、私自身が突き詰めていくしかありません。

そんな時に、テキスト(アルファベット)を使って複雑なテクスチャーを作っていくYukimiさんのワークをフェイスブック上でみていて、テクスチャーなのに、ラインが活きているみたい!ラインに感情があるみたい!と感銘を受けました。どうしたらこのような活きているラインができるのか、何かコツというか芯があるに違いないと感じ、いつか彼女のワークショップを受けにアメリカに行こう!と思っていました。
願いは叶いますね!日本開催で、日本語で受講できることになりました。

楽しみに待っていたその当日、日本の東京でのYukimiさんのワークショップは、穏やかにはじまりました。

「思考が腕を通り指先へ、そして道具からさらに紙へ出ていく感じで、すべて一体のような感覚にして描いていく」とおっしゃったかと思うと、体中の空気が一体に なるように深い呼吸をし、静かに描き始めました。その静かだけどリズミカルなデモストレーションをみていると、まるでYukimiさんの頭の中にあるものが体を通り、ラインとしてこの瞬間に、紙の上に現れている映像かのように思えて、時を忘れて見入ってしまいました。

それを聞いて見たときに、今回のワークショップの裏テーマは、「思考が腕を通り指先へ、そして道具からさらに紙へ出ていく感じで、すべて一体のような感覚にして描いていく」ことにしようと思いました。

最初のツールはフラットツールという種類で、クラフトスティック(木でできたアイスクリームのスティックのようなもの)、またはバルサ材を使って描いていきます。自分が出したい線の長さにカットして使います。(図1)

(図1)YAWS01.320x320

まずは、縦に。次に横に。斜め右下さがり、右上あがり。墨で描いていきます。これが終わるとアルファベット26文字へ。

(図2)YAWS02.320x320

直線しか出ないという、限定された動きでのアルファベット作りに、かなり手こずりました。また、普段使わないツールを使うのは、使い慣れない手の筋肉を動かすので、こちらも手こずりました。感覚で描くというルーティン(当たり前)が使えないのです。固まっているアタマの感覚と、こわばった手の筋肉を使いつ つ、両者を融合するという作業が始まります。この時点では、思考と文章と体とリズムが、まったくもって一体になっていません。ただただ、ラインを白い紙につけている作業です。

(図3)YAWS04.320x320

これは、Yukimiさんのいう瞑想の前の段階だと思いました。

1時間ほど新しいツールを使っていくと、何も考えずに自然とアルファベットを自分のリズムで操れるようになってきました。感覚も筋肉も緩んできましたので、文章を書いていく作業に入りました。
(ワークショップ内で使用する英文、もしくはその他のアルファベットを使う言語の文章は、事前に各自参加者が選んであります。)

でもせっかくなれたアルファベット書きも、文章となると思考の支配が入り、また手の動きが止まってしまいます。ただのABC順でなく、ここから、言葉と感覚の格闘になるのだろうと思います。さらに演習が続きますが、ラインはまだまだ固いです。(図4&5)

(図4)YAWS06.320x320

 

(図5)YAWS17.320x320

次に、モノラインツールに移ります。

(図6)YAWS18.320x320

鉛筆・ペン・細い万年筆のような先のペン先など、各自好みのモノラインがでるツールで、いろいろなタイプのアルファベット『A』を書いていきます。そこで気に入った形態の『A』を選び、それに付随したアルファベット26文字を作っていき、これ以降、描くツールは変わりますが、自分が選んだ文章を空で言えるくらいに、その作ったアルファベットを使ってひたすら描いていきます。

その次に、これはかなり興味をそそられた演習でした。いろいろな自然界のものを使って描くコトです。

私は、ローズマリーの葉っぱや、松ぼっくり、木の枝、を使いました。

(図7)YAWS20.320x320

他にも、Yukimiさんが提供してくださった、ユーカリの実や、何やら不思議な物体などを使わせていただいたいりして、やはり『ルーティン』が通じない描く作業です。できない感覚や、分からない感覚を自分のモノにしていく過程、とてもとても難しいですが、それがすごく楽しかったです。

そして、コントロールの効かない自然界のもの、または文字を書くために開発されていないツールでの作業では、もはやきちんとしたアルファベットは描けません。

でも、それまでに空で言えるくらい文章を何度も描き、言葉を自分のモノにしてあるので、その過程を得てできたラインは、その言葉を描いているのと同じなのだろうと思いました。これは今回ワークショップを受けて私が学んだことの1つです。

Yukimiさんのワークをみて、テクスチャーなのに活きているみたいと感じたのは、ラインの中に心があるのです。

自分の感覚を、私がこれからやりたいと思っているカリグラフィーアート/ヴィジュアルアートとして表現することの難しさはまだまだありますが、今回は、日本語で言葉と感覚を紙面に表現することのプロセスを聞けたことが、私にとってはとても大きなことであり、次への大きなステップとなったことは間違いありませ ん。私が描いている日常のラクガキにすら大きな意味をもたせ、作品に変化させるためには、踏まなければならないステップの1つだと感じています。

どんな意味を込めて作品を作っているのか、そして私はどうしたいのか。感覚を表現する上では必要なことだと思いました。

今回のワークショップは、通常5日間かけて行われるところを、日本バージョンとして3日間にされたということですので、少々忙しい感はあったのですが、とても有意義に過ごすことができました。機会がありましたら、ぜひ5日間のワークショップを受講したいですし、言語の違いでの受講は、どんな感覚の違いになるのかをも体験したいので、英語バージョンで受けてみたいです。

おわり。

(図8)YAWS21.320x320

 


ワークショップレポート

Exploring Monoline Lettering to Folded Pen Lettering
川田行美

「Yukimiさんという素晴らしいカリグラファーにアメリカで会いましたよ」

今 まで自分と同じ行美という人には出会ったことがなく、そのニュースに大興奮(それもカリグラフィー界に!)。多忙を理由に、しばらくペンに触れることさえできていなかったのですが、いつも心には美しい文字や言葉に囲まれていたいという憧れを抱き、Yukimiさんにはきっといつか世界のどこかでお会いでき る日が運命的に訪れる!と毎年wish listのなかに入っていました。Yukimiさんの美しい作品を拝見するたびに、その思いは日々高まっていました。その長年の夢が日本で叶ったのです。

「フォー ルデッドペンは、ペン先を紙面に配置する角度に応じて違った太さのストロークを、また描くスピードや方向に変化をもたせる事で表情に豊かなストロークを描 く事のできる汎用性の高いツールです。限りなくある選択の中で『いかに言葉の意味をデザインした文字で表現するか』ということを創作のベースにする事で、 創作する人の感情の動きとその時の時間の流れの中でしか出来ないユニークなフォームを心豊かに創造する事が出来ると考えます。」(Yukimiさんのハン ドアウトより)

① まず「選んだテキストが自分にとってどういう意味を持つのか、情景や色を想像してみてください」という宿題。ユニークな今の自分にしかできない創作の入口へと導いてくれます。

② 少しずつ手を動かしていきます。縦横斜めベーシックな線から、thick and thinを組み合わせ、動きに感情(4つの形容詞を選び動きにあてはめてみて)をも加えながら、まずはフォールデッドペンでどのような線やマークが描けるのかを試していきます。

写真1

③ 次に、体の余分な力を抜きリズムよく、いろいろな形や動きを描き始めます。初めに鉛筆やマーカーでループなどを描き、フォールデッドペンに移行していきま す。徐々にlowercase cursive(小文字のカーシヴ)を(レタースペースを十分に取ったり、縮めたり、向きを変えたり)書いてウォームアップ。

④ 少しずつデ ザインへと発展。まずは鉛筆でアルファベット1文字(大文字)、モノラインでいろいろな形のバリエーションをデザインしていきます。そのなかの一つのバリ エーションから、共通のルールをもたせた全26文字(大文字/小文字)をデザイン、そしてその文字で自分の選んだテキストを書いていきます。ハンドアウト にWhy we do these exercises…との問いかけ。今していることを確認し、必要なスペースを与えてくれます。

⑤ いよいよ、選んだテキストをフォールデッドペンで。まずは鉛筆で書いた26文字を、そして表したいデザインとしての特徴が最も効果的に表れていて、書いていて心地よい方法を見つけながらペンを進めます。

Whenever you get good rhythm and are ready to play and compose a page with your writing on good paper, do not hesitate. If you do not do that at the time, you will lose the rhythm, and might not be able to make the same qualities of writing again.(Yukimiさんのハンドアウトより)

そして十分にリズムよく、文字で楽しむ準備ができたら、そのリズムをのびのびと質の良い紙の上に残していきましょう。ためらわないで。そのリズムで同じ質のものは二度と書けないかもしれないのですから

写真2

⑥ フォールデッドペンで、ビルドアップレターのバリエーションを自由に楽しみ、いろいろなカリグラファーの文字を真似てみます。

⑦ 最後に、レイアウトの基礎と構図をフォーカルポイント(まず最初に目が捉える焦点)の動きから学びます。(二日間のワークすべてを、質の良い紙に残してき ました)一冊にまとめ表紙をつけて成果をシェアする時間は、それぞれに感動や驚きがあって、とても有意義な時間となりました。

ハンドアウト の最初にJean Larcherの言葉 "Calligraphy is a personal adventure, bringing together mind and body through the harmony of hand and eye, with limitless possibilities and tremendous satisfaction in solving problem. “が書かれていました。「カリグラフィーは一人一人が歩む冒険(探求)の旅」とあるように、限りなくある可能性から選択して文字をデザインしていくという 冒険はどこまでもつづく旅路のようです。言葉とのつながりをつづけて、新しい試みやそこから生まれるものに自分らしさを見つけられたときにはただただ嬉し くて、その軌跡が愛おしく楽しい…そんな気持ちになれました。

スライドショーでは、Yukimiさんが育まれた環境やインスピレーションを 感じられるものを、暮らしのなかの写真から知ることができました。自然や人への敬意が、Yukimiさんの言葉や文字から生まれる輝きの源(人や自然から受け取られたインスピレーションからYukimiさんの体を通して、美しい線や形が生まれる)となり、ご自身の探求を続けられていること。作品から感じられる誠実さや優しさそのままを、お話しするYukimiさんから感じることができました。それは私が心に描く憧れそのものでした。

Yukimi さんから、言葉を書く(描く)ということ「カリグラフィー」を再び経験し、またここから少しずつ旅が始まりました。ちょっと立ち止まっていたけれど、その穏やかな一歩を遠くに住む同じ名前のYukimiさんからいただけたことは私にとって特別でした。そしてやっとお会いできたことに感動と感謝の気持ちを込めて。

Thank you for making my wish come true!

写真3


募集終了について 2015.9.10

Yukimi Annand WS 募集終了について掲載しました。
詳細はこちら→

 


 

申込み要項 開催日程・会場 2015.7.18

Yukimi Annand WS 申込み要項をNewsのページにアップしました。

 


 

Yukimi Annad カリグラフィーWS 2015 開催告知 2015.5.21

2015年10月下旬から11月初旬のほぼ3週間に渡り、米国南カリフォルニアからYukimi Annandを迎え、東京・名古屋・大阪・広島の4都市でJ-LAF主催のカリグラフィーワークショップを開催します。
Yukimi Annandは美しいレターフォームと並行して、テキストの意味を視覚的に表現するテキストアートを追求しています。
ワークショップでは、文字を書く過程でどのように感情を移入するか、感情を移入するにはどのようにテキストと向き合いそれに見合った文字を書くかを考え、試行を重ねます。Annand自身がレターフォームの勉強からレターアーツへ進むにあたって思案した経験をもとに、ステップバイステップで、どなたにでもわかりやすく進められます。美しい文字を書くことの大切さ、その大変さを認識している方に、少し違ったレターアーツの方向へと進むきっかけとなる内容です。
2011年から米国、カナダ、ドイツ、ベルギー、オーストラリアなどでワークショップ講師として招かれ、活躍しています。日本では初のワークショップです。

<講師プロフィール>
yukimi_profYukimi Annand (笹子アナンド行美)
米国南カリフォルニア在住のカリグラファー、テキストアーティスト、教師。1961年、千葉県南房総市生まれ。
東京で視覚伝達デザインを学んだ後、グラフィックデザイナーで彫刻家の五十嵐威暢氏のもとグラフィックデザイナーとして活動。主にコーポレートアイデンティティ、ビジュアルアイデンティティープログラムを担当し、コンセプトを視覚化し伝達する事を実践する。1990年に渡米し、南カリフォルニアにてフリーランスデザイナーとして活動中の2000年にウェスタンカリグラフィーに巡り会う。それ以来その世界に魅了され、レターフォームを学ぶ事と並行してテキストアートを試行し、愛してやまない文字を描きながらテキストの意味を視覚的にどう表現するかをテキストアートとして模索中。2003年からはクラスの、2011年からはワークショップの講師を務め、米国、カナダ、ドイツ、ベルギー、オーストラリアにて、知識や体験を参加者と共有している。

彼女の作品は頻繁にレターアーツレビューに取り上げられ、他のカリグラフィーの専門誌や本、アート関連雑誌等に作品や記事が掲載されている。また、ベルリン、サンフランシスコ、ロシアのカリグラフィーコレクションに作品が所蔵されている。

講師ウェブサイト
http://www.yukimiannand.com

 

◎参加申込みについて
J-LAF賛助会員(フレンズメンバー/サポーティングメンバー)は8月1日(土)から、
一般の方は8月8日(土)から、先着順に受け付けます。
*申込み方法のお知らせは7月中旬にJ-LAFウェブサイトにて公開いたします。

 

◎開催日と講座内容

【 東京 】
▼2015年10月24日(土)、25日(日)、26日(月)10:00〜16:30 3日間コース
A: SEQUENCE (シークエンス:繋がり)
Journey of Experimental Calligraphy(実験的カリグラフィージャーニー)

私たちの生きるこの世界は全てのものが時間とともに流れています。このワークショップでは参加者各自が選んだテキスト(詩、成句、歌詞など)を様々なツールを用いて描き、時間の流れと共にテキストとその意味をカリグラフィーでいかに表現出来るかを探求します。墨を使ったエクササイズから、色の使い方や基本的なデザインレイアウト、また、違ったメディウムを使ってのレイヤーやコラージ等のテクニックを含め、独自の紙面を作成。それらをアレンジしてアコーディオンブックや連作のアートを創作し、”繋がり、流れ”について考察します。

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【 名古屋 】
▼2015年10月31日(土)、11月1日(日)10:00〜16:30 2日間コース
B: SEQUENCE (シークエンス:繋がり)
Journey of Experimental Calligraphy(実験的カリグラフィージャーニー)

内容は東京と同じです。

【 大阪 】
▼2015年11月3日(火祝)、4日(水)10:00〜16:30 2日間コース
C: Exploring Monoline Lettering to Folded Pen Lettering
(モノラインレタリングからフォールデッドペンレタリングの可能性を探る)

フォールデッドペンはペン先を紙面に配置する角度に応じて違った太さのストロークを描ける汎用性の高いツールです。このワークショップでは、基本のストロークの描き方からジェスチュラルな描き方を試みた上で、参加者各自が選んだテキスト(詩、成句、歌詞など)に合わせデザインしたモノラインレターフォームをフォールデッドペンにてビルドアップしたり、ストロークの太さを対照的に描いたり、速度を変えて描くなどのエクササイズを通してそのツールの可能性を模索します。また、歴史的な書体や新しい書体をどう描くかや、フォールデッドペンならではの書体デザインやカラーインク等を使っての描き方などを学びます。

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【 広島 】
▼2015年11月7日(土)、8日(日)10:00〜16:30 2日間コース
D: Exploring Monoline Lettering to Folded Pen Lettering
(モノラインレタリングからフォールデッドペンレタリングの可能性を探る)

内容は大阪会場と同じです。

 

<<参加者に必要なスキルの目安>>
カリグラフィーの基本的な書体について理解していること。

◎スライドショー日程
・東京 10月24日(土)18:30〜19:30
・名古屋 10月31日(土)18:00〜19:00
・大阪 11月3日(火祝)18:00〜19:00
・広島 11月7日(土)18:00〜19:00

レターカッティング展 東京会場スタート

レターカッティング展 『文字と陰影』東京会場の展示が遂にスタートいたしました。

毎日デモンストレーションを開催。実際に彫るところをご覧いただけます。(14時〜15時予定)石彫り体験も行っています!

会場では図録も限定販売中(1,600円)。お早めにお買い求めください。

みなさまのご来場を心よりお待ちしております!

レターカッティング展 大阪会場スタート

レターカッティング展 『文字と陰影』大阪会場の展示がスタートいたしました。
毎日デモンストレーションを実施しております。(14時〜15時予定)
会場では図録も販売中(1,600円)。
みなさまのご来場をお待ちしております!

尚、東京会場は9月28日〜10月4日に開催いたします。
https://j-laf.org/event/3314.html

大阪 LADS GALLERY
9月15日(火)~20日 (日)
主催 NPO法人ジャパン・レターアーツ・フォーラム(J-LAF)

Yukimi Annand ワークショップ募集終了について

8月1日(土)の申し込み開始から、非常に多くの皆さまからお申し込みをいただき、全講座が満席となりました。
誠にありがとうございます。
8月30日(日)をもちまして、募集を終了させていただきました。

ワークショップ
●東京会場 満席 (キャンセル待ち6名)
●名古屋会場 満席 (キャンセル待ち2名)
●大阪会場 満席 (キャンセル待ち2名)
●広島会場 満席

スライドレクチャーはすべての会場で、募集を継続しております。

どうぞお申し込みください。

よろしくお願いいたします。

ワークショップ担当 久賀 米谷 二宮

カリグラフィー&レターアーツ 動画公開のお知らせ

カリグラフィーとレターアーツを紹介する動画が出来上がりました。
構想から完成まで15ヶ月。遂に完成です。
カリグラフィーやレターアーツの紹介を12分弱にまとめました。どうぞご覧下さい!

日本語版はこちら→

英語版はこちら→

「カリグラフィーとレターアーツ」

内容

カリグラフィーの源流
カリグラフィーの基本書体
新しい表現と道具
カリグラフィーの役割
カリグラフィーとデザイン
レターアーツの世界
ユアン・クレイトンの言葉