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ゴードン恵美「レターカッティングワークショップ2023」開催のお知らせ

8回目となるゴードン恵美レターカッティングWSを、4年ぶりに開催いたします。
今回も東京・神戸の2会場で、以下の日程で開催いたします。

神戸会場:2023年10月27日(金)~10月29日(日)
東京会場:2023年11月3日(金・祝)~5日(日)

それぞれ3日間コース及びスライドレクチャーを行います。
詳細及び募集要項は5月下旬にウェブサイトでお知らせする予定です。
皆さまのご参加をお待ちしています。

詳しくはEventページをご覧下さい
https://j-laf.org/event/7970.html

ユルゲン・ヴェルケムスト カリグラフィーワークショップ一般申込み受付スタート

2023年3月13日(月)22:00より、ユルゲン・ヴェルケムストWS一般申込みをスタートいたします。
各講座の空席状況はこちらにてご確認のうえ、お申込みください。お申込みの時点までに、空席数が変わる場合もございますが、ご了承ください。
みなさまのご参加をお待ちしております。

5月25日を以って、ワークショップの申込受付は終了いたしました。神戸会場のスライドレクチャーについてはお申込可能です。

ワークショップ詳細はこちら→
お申込はこちら→

【追記】
講師に確認した各ワークショップ参加者の「カリグラフィー習得レベル」について、記載いたします。お申込みの際にご参照ください。

●イタリック体のドローイング(Drawn Italic/Script)
 イタリック体を習得済みであること(書体構成を理解し、書けること)
●小文字のドローイングに色を添えて(Drawn Lowercase + Colours)
 ファウンデーショナル体を習得済みであること(書体構成を理解し、書けること)
●スライドレクチャー「私のヒーローと師(My Heroes and Teachers)」
 レベルを問わずどなたも参加できます。

【追加のお知らせ】
★全てのワークショップ・スライドレクチャーに通訳が入り、日本語で受講できます。

☛ お申し込みはこちらから

■申込み方法
申込みフォームに必要事項をもれなく記載のうえ、送信してください。先着順にて受付けます。

※会員の申込み受付がすでにスタートしているため、申込みフォームはこのお知らせの掲示時には入力可能になっていますが、一般の受付は22時以降となります。22時より前の申込みには会員であることが必要です。

直接メールをいただいてもお申込みはできません。必ず、リンクされた申込みフォームでお申込みください。

※申込みフォームより送信後、自動返信メールが届きます。
1時間経過しても自動返信メールが届かない場合は、お手数ですが、workshop◎j-laf.orgまでご連絡をお願いいたします。(◎ を @ に変換してください。)
ご連絡いただく際は、送信データとの照合のため下記1〜3を明記してください。
1:送信日時 2:お名前 3:メールアドレス

※スマートフォンから申込みをされる場合、画面操作に問題が無ければ申込みは可能ですが、ご連絡時には添付ファイルが含まれるメールの配信もございますので、連絡先のメールアドレスには、添付ファイルを受信可能なアドレスをご指定ください。

※スマートフォンからの申込みの際、ご希望の講座のチェックがきちんと入っていることをご確認のうえ、申込ボタンをクリックしてください。

■締切り日
2023年3月31日(金)  24:00まで
受付の状況は、J-LAFのウェブサイトにて随時アップデートいたします。締切日以降に定員に空きがある場合には、その後の申込みも受付けます。空きの有無はJ-LAF ウェブサイトでお知らせします。

空き状況はこちら→

【お支払い時の注意事項/Important Note on Payment of Participation Fee】

■受講料を銀行振込にてお支払いただく場合、発生する振込手数料はご自身の負担でお願いいたします。お支払い手続きの際に、「振込人負担」をご選択ください。
If you pay your participation fee by bank transfer, please kindly be advised that bank charge for wire transfer should be paid by remitter. In payment procedure, please choose “Charge to remitter”.

■海外からの参加申込で、お支払いにペイパルを利用される場合、お支払いに係る手数料を上乗せしたご請求書をお送りいたします。受講料+お支払手数料の合計額でお支払いをお願いいたします。
If you pay your participation fee via PayPal, please kindly be advised that payment process charge on PayPal should be added on your participation fee. In this case, J-LAF will send you an invoice with total amount of your participation fee and payment process charge via PayPal. Please pay the total amount on your invoice.

WSに関する質問、ご意見はworkshop◎j-laf.orgへお願いいたします。
(※◎を@に変換してください。)

ワークショップ担当: 久 賀 真 弓

ユルゲン・ヴェルケムスト カリグラフィーワークショップ申込み開始のご案内

ユルゲン・ヴェルケムスト カリグラフィーワークショップの優先申込み受付をスタートします。
賛助会員と一般の方の申込み開始日が異なります。詳細は下記をご覧下さい。

ユルゲン・ヴェルケムスト カリグラフィーワークショップでは、東京・神戸で同じ内容の2講座(3日講座・2日講座を各1回ずつ)とスライドレクチャー(各1回:同じ内容)を開催いたします。
詳細はこちら→
お申し込みはこちら→

5月25日を以ってワークショップの受付を終了いたしました。神戸会場のスライドレクチャーについてはお申込みいただけます。

空席のあるワークショップ、スライドレクチャーについては、別途、受付状況を掲載し、受付を継続しております。空席状況をご確認のうえ、お申込みください。
空席状況はこちら→

【追記】
講師に確認した各ワークショップ参加者の「カリグラフィー習得レベル」について、記載いたします。お申込みの際にご参照ください。

●イタリック体のドローイング(Drawn Italic/Script)
 イタリック体を習得済みであること(書体構成を理解し、書けること)
●小文字のドローイングに色を添えて(Drawn Lowercase + Colours)
 ファウンデーショナル体を習得済みであること(書体構成を理解し、書けること)
●スライドレクチャー「私のヒーローと師(My Heroes and Teachers)」
 レベルを問わずどなたも参加できます。

【追加のお知らせ】
★全てのワークショップ・スライドレクチャーに通訳が入り、日本語で受講できます。

☛ お申し込みはこちらから

【申込み方法】
上記リンクから申込みフォームにアクセスし、必要事項をもれなく記載のうえ、送信してください。先着順にて受付けます。

※申込みフォームは、このお知らせの掲示後、優先申込日の20:00を目途にアクセス可能になりますが、受付け開始時刻の22:00より前に送信されたものは無効になりますので、ご留意ください。
※直接メールをいただいてもお申込みはできません。必ず、リンクされた申込フォームでお申し込みください。

※スマートフォンから申込みをされる場合、画面操作に問題が無ければ申込みは可能ですが、ご連絡時には添付ファイルが含まれるメールの配信もございますので、連絡先のメールアドレスには、添付ファイルを受信可能なアドレスをご指定ください。

※スマートフォンからの申込みの際、ご希望の講座のチェックがきちんと入っていることをご確認のうえ、申込ボタンをクリックしてください。

※申込みフォームより送信後、自動返信メールが届きます。
●1時間経過しても自動返信メールが届かない場合
お手数ですが、workshop◎j-laf.orgまでご連絡をお願いいたします。(◎ を @ に変換してください。)
ご連絡いただく際は、送信データとの照合のため下記1〜3を明記してください。
1:送信日時 2:お名前 3:メールアドレス

■申込み開始日
優先受付:2023年3月7日(火)22:00受付開始
賛助会員(フレンズメンバー/サポーティングメンバー)のみ対象

※優先受付でのお申込みは、3月7日の受付開始時点で賛助会員であることが確認できる方に限られます。会員登録の際にお送りしたメールに番号が記載してありますので、事前にご確認ください。
※会員番号の入力がない場合には、「一般」受付の対象となり優先受付から外れますので、ご注意ください。
※会員番号がわからない場合には、membership◎j-laf.orgまでお問い合わせください。(◎を @ に変換してください。)確認は、前日までにお済ませください。申込開始当日の会員番号確認には対応できませんので、予めご了承ください。

一般受付:2023年3月13日(月)22:00受付開始

■締切り日
2023年3月31日(金)24:00まで
受付の状況は、J-LAFのウェブサイトにて随時アップデートいたします。
締切日以降に定員に空きがある場合には、その後の申込みも受付けます。空席の有無はJ-LAFのウェブサイトでお知らせします。

■キャンセルについて
受講料・参加料の支払期限までにお振込みがない場合には、受講はキャンセルとみなし、キャンセル待ちの方に順に連絡させていただく場合がありますのでご注意下さい。ご旅行など、お振込が間に合わない事情のある場合には、前以ってご連絡をお願い致します。振込後のキャンセルについては原則として返金をいたしません。ただし、次の受講者がいる場合には、1,000円を差し引いた残りの金額を受講者の調整が終了した時点でご返金いたします。

【お支払い時の注意事項 / Important Note on Payment of Participation Fee】

■受講料を銀行振込にてお支払いただく場合、発生する振込手数料はご自身の負担でお願いいたします。お支払い手続きの際に、「振込人負担」をご選択ください。
If you pay your participation fee by bank transfer, please kindly be advised that bank charge for wire transfer should be paid by remitter. In payment procedure, please choose “Charge to remitter”.

■海外からの参加申込で、お支払いにペイパルを利用される場合、お支払いに係る手数料を上乗せしたご請求書をお送りいたします。受講料+お支払手数料の合計額でお支払いをお願いいたします。
If you pay your participation fee via PayPal, please kindly be advised that payment process charge on PayPal should be added on your participation fee. In this case, J-LAF will send you an invoice with total amount of your participation fee and payment process charge via PayPal. Please pay the total amount on your invoice.

WSに関する質問、ご意見はworkshop◎j-laf.orgへお願いいたします。
(※◎を@に変換してください。)

ワークショップ担当: 久 賀 真 弓

ユルゲン・ヴェルケムスト(Jurgen Vercaemst) 「カリグラフィーWS」2023開催のご案内

2023年6月に、ベルギーよりユルゲン・ヴェルケムスト氏を講師に迎え、ワークショップを開催いたします。初めての来日です。
ユルゲン・ヴェルケムスト氏は、美しい手書き文字を書くことを大事にする家族の中で成長し、25歳の時に参加したフランク・ミサント(Frank Missant)氏のワークショップと地元のテレビで観たブロディ・ノイエンシュヴァンダー(Brody Neuenschwander)氏の芸術に関するドキュメンタリー番組が、本格的に彼がカリグラフィーの道へ進むきっかけとなりました。彼は、ベルギー国内の著名なカリグラファーはもとより、世界各国で活躍する多くのカリグラファーから学びましたが、特に、イヴ・ルテルム(Yves Leterme)氏は彼の生涯の師であり、ピーター・ソーントン(Peter Thornton)氏から文字の形、描き方、レイアウト構成などについて大きな影響を受けています。
2015年以降、ベルギー国外で開催されるカンファレンスやワークショップの講師として招へいされ、コロナ禍で進んだ各国の「オンラインセミナー」の講師も多く務めています。普段は、ベルギー、ブルージュ近郊の町で、家族でカフェを経営し、そこでカリグラフィーを教えています。活動の様子はウェブサイトからご覧ください。https://www.morriscoffeeandcrafts.be/en/home/

彼の鉛筆による手書き文字は、繊細で美しく、「スケッチブック」のように綴じてまとめられた作品は、鉛筆の濃淡、線の強弱、文字たちは一面に敷き詰められたように並びながらも自由な動きを感じさせ、ひと目で見る者を魅了します。また、添えられる色も穏やかに彼の作品を彩ります。
彼の優しい文字たち、その描き方、リズム、画面構成について、触れて学ぶ機会となります。手で描く楽しさと新しい表現への挑戦に時間をかけて、取組んでください。

今回は、東京と神戸で同じ内容の講座を2クラスずつとスライドレクチャーを各1回開催いたします。講座名・日程・内容について、以下にてご確認ください。

申込方法のご案内は、3月6日(月)にウェブサイトに掲載いたします。案内に従ってお申込みください。申込開始日は以下の通りです。賛助会員と一般の申込開始日が異なりますので、ご留意ください。

■申込開始日時■
賛助会員: 2023年3月7日(火) 22:00 ※申込みに会員番号の記入が必要です。
一般申込: 2023年3月13日(月) 22:00

■講座の詳細■
【東京開催】
1) イタリック体のドローイング(Drawn Italic/Script) 2日コース
☛ 講座の内容はこちらから
開催日時: 2023年6月7日(水)・8日(木) 9:30~16:30
受講者定員: 18名
受講料: 20,000円
会場: dスタ https://dstudio-dbs.com/

2) 小文字のドローイングに色を添えて(Drawn Lowercase + Colours) 3日コース
☛ 講座の内容はこちらから
開催日時: 2023年6月10日(土)・11日(日)・12日(月) 9:30~16:30
受講者定員: 18名
受講料: 30,000円
会場: 東京23区内未定 ※決定次第お知らせいたします。

3) スライドレクチャー「私のヒーローと師(My Heroes and Teachers)」
~講師が学び師と仰ぐカリグラファーについて語ります
開催日時: 2023年6月10日(土) 18:30~20:00(18:00~19:30に変更の場合あり)
受講定員: 40名
受講料: 1,000円 ※ワークショップ参加者は無料
会場: 東京23区内未定 ※決定次第お知らせいたします。

【神戸開催】
1) イタリック体のドローイング(Drawn Italic/Script) 2日コース
☛ 講座の内容はこちらから
開催日時: 2023年6月14日(水)・15日(木) 9:30~16:30
受講者定員: 18名
受講料: 20,000円
会場: 神戸市教育会館 203 http://www.kobekhall.com/akusesu/

2) 小文字のドローイングに色を添えて(Drawn Lowercase + Colours) 3日コース
☛ 講座の内容はこちらから
開催日時: 2023年6月17日(土)・18日(日)・19日(月) 9:30~16:30
受講者定員: 18名
受講料: 30,000円
会場: 神戸市教育会館 203 http://www.kobekhall.com/akusesu/

3) スライドレクチャー「私のヒーローと師(My Heroes and Teachers)」
~講師が学び師と仰ぐカリグラファーについて語ります
開催日時: 2023年6月17日(土) 18:00~19:30
受講定員: 30名
受講料: 1,000円 ※ワークショップ参加者は無料
会場: 神戸市教育会館 203 http://www.kobekhall.com/akusesu/

■講師プロフィール■
ユルゲン・ヴェルケムスト(Jurgen Vercaemst)
1967 年生まれ ベルギー、クールネ出身のカリグラファー
美しい手書き文字を大切にする家族の中で育ち、10代の頃から手書き原稿に魅せられ、手書き文字作品の収集をする。 25 歳の時に参加したフランク・ミサント(Frank Missant)のワークショップ、地元のテレビ番組で観たブロディ・ノイエンシュヴァンダー(Brody Neuenschwander)の芸術に関するドキュメンタリーが、本格的に彼をカリグラフィーの世界へ導いた。
イヴ・ルテルム(Yves Leterme)は、生涯にわたる師であり、可能な限りイヴのワークショップに参加し学ぶ。また、ピーター・ソーントン(Peter Thornton)より、本質的な文字の形、描き方、レイアウト構成について強く影響を受けている。更に、ヨーカとリーズベット・ボーデンス、ブロディ・ノイエンシュヴァンダー、カール・ロース、ジョン・スティーヴンス、エルモ・ヴァン・スリンガーランド、トーステン・コル、ユアン・クレイトン、クリストファー・ハーネィス、ジュリアン・ウォーターズ、クリストフルとピーテル・ボーデンス、アナンド行美、そしてもちろん、ヤン・ロッシからも学んだ。

2018 年 4 月から、ブルージュ近郊の小さな町ラダーヴォルデで、妻のアネケ(Anneke)と共にカフェを営み、そこで、仲間と共にカリグラフィーを教えている。国内外で講師経験を持つが、その中でハイライトすべきは、2015 年に米国アッシュビルで開催された「カリグラフィー カンファレンス」でのピーター・ソーントンとのチームティーチング、2019 年秋に米国ノースキャロライナ州チェリオで開催されたワークショップでエルモ・ヴァン・スリンガーランドと一緒に務めた講師経験である。最近では、各国の団体で開催されているオンラインセミナーの講師を多く務めている。
鉛筆を愛用し、常にモレスキンのノートを持ち歩るいている。
カフェの情報はこちら
☛ Morris Café & Craft - https://morriscoffeeandcrafts.be/en/home/

ユルゲン・ヴェルケムスト(Jurgen Vercaemst) 「カリグラフィーWS」2023

Jurgen Vercaemst Calligraphy Workshop「ワークショップレポート」

6月に開催されました、Jurgen Vercaemstカリグラフィーワークショップに参加された方よりレポートが届きました。「イタリック体のドローイング」クラスは坂本敬子さん、「小文字のドローイングに色を添えて」クラスは浪本浩一さんにご担当いただきました。
お2人のレポートを通して、ワークショップの様子を感じていただけましたら、幸いです。

ワークショップ担当:久賀

●『Drawn Italic』WSレポート 坂本敬子
●『小文字のドローイングに色を添えて』WSレポート 浪本浩一

●『Drawn Italic』WSレポート 坂本敬子

書いてみたいビルドアップ文字のWS!と、思わず申し込んでしまいました。準備物がいっぱいあり、正直なんて「注文の多いWS」、「Moleskine Notebookって何だろう???」
初めてWSに参加した受講生のレポートです。

初日、大荷物を担いで会場に着き、配られたテキストに見入っていると、ユルゲンさんが入って来られました。こだわりの準備物や作品から想像していたイメージとは違い、穏やかで物静かな感じの方でした。

作品の一つとして、今まで教わったことのあるカリグラファーの名前(生徒を含む)を書き綴った、という手帳のページをみせていただきました。あらゆる方向に、逆さだったり、ウエーブしていたり…アルファベットで埋め尽くされていました。ただ順番に書いていっただけ、と言われましたが、どうしてあんなに緻密にデザインとしてもすばらしく書けるのか、とても不思議でした。

写真①② 1日目のデモのコピー

デモは分かりやすく優しい口調でとても丁寧。「丁寧に、ゆっくり書けばきれいに書ける」と言われていました。各自の書いたものを見て回る時も、やさしく丁寧にとても時間がかかりました。

「気の強い方ですね、筆圧が強すぎる。もっと丁寧に、もっとソフトに」と、やさしい口調で私に言われました。
筆圧はちょっと強めだけど、荒いつもりは全く無いのに「丁寧に、丁寧に」。帰宅後その日の課題を完成させた時、私の丁寧の基準が違っていたことに気づきました。

写真③ 翌日添削してもらった1日目の課題
God Handがちょっと入り見違えるように!

写真④⑤ 2日目のデモのコピー

④変化をつけて文字を太くするときも、中抜きで太い文字を書くときも、はじめはシャーペンで薄く書き、なぞりながら太くする。
中抜き文字の色付けする場合「塗る」というより短い細い線を少しずつ、向きを変えながら「書く」。ムラが色の変化になって面白くなって良い。
⑤大胆に見える文字の線だけれど、実は細い線を少しずつ繋いだもの。これもゆっくり書いていくことで全体を見ながら修正をかけられる。
「ゆっくり丁寧に」がすべてに共通。

写真⑥ 2日目の課題の一つ
God HandがWの文字に黒を少し入れて引き締まる!

課題を見て回った後「ここは強い方が多いですね~」と、ユルゲンさん。
全体が笑いに包まれ、私はちょっとホッ、、、

もっといろいろな作品を見たくてスライドショーにも参加しました。話の中に有名なカリグラファーの名前がいっぱい出てきて楽しく作品を拝見しました。
ユルゲンさんのmoleskin notebook(手帳)も見せていただきました。毎日、Caféの仕事を終えてから2時間、いろいろなことを書き綴るそうですが、その整った文字の細かさ、様々なレイアウト、1ページ1ページが作品のように見えました。初日に見たカリグラファーの名前がびっしり書き綴られた、彼の作品の不思議なレイアウトはmoleskin notebookが源、日々の積み重ねが作品になっていると感じました。

最後に、ユルゲンさんの丁寧な指導に感謝いたします。
そして、初めて参加したJ-LAFのWSを受講する方々のレベルの高さに驚きました。
J-LAFのスタッフの皆さん、大変お世話になり、ありがとうございました。

●『小文字のドローイングに色を添えて』WSレポート 浪本浩一

Jurgen Vercaemst氏(以下ユルゲン)のWSのことを知り、ユルゲンの作例を見てみると、可読性にこだわらない自由な作風、デザイン性のあるレイアウト、鉛筆などカリグラフィーペン以外の道具を使っていることなど、デザイナーの私にとってはそそられる要素ばかりでこれは行かなければ、そして行くなら3日間!だ、と前のめりで申し込みをして今回参加してきました。

さて、まずはこの3日間の基本となるシャーペンで文字を書くことから。ゆっくり、力を入れずに書くように、でも線に強弱を付けるように、とユルゲンから説明がありました。

このゆっくりと、そして力を入れずに書くことに慣れていない私も含めた参加者は、みな苦労することになります。ユルゲンが言う、ゆっくり、力を入れない具合が、想像以上なのです。ついいつものようにサクサクと書いてしまうのです。

上の2行がはじめに書いた字。もっと軽くと指導されて書いた3〜4行にも、もっと“light touch”というユルゲンの添削が書いてあります。5〜6行目でようやく具合をつかんできて軽くなりはじめました。

WSも中盤になると、色が入ってきます。色もあくまでも軽いタッチで書きます。書くというより紙の表面を撫でる感じです。そのように軽く、細く、いろんな色の線が重なっていくことの面白さがユルゲンの関心ごとであることが分かってきます。いろんなメッシュが重なった結果、思いもしない表情が現れるのです。ユルゲンは、意図した表現をねらっている訳ではなく、どんな表情になるのだろうという偶然性をたのしんでいることがワークショップを通して伝わってきました。うまくいかなかった時でも「失敗したと思わず、これもなにかのきっかけになると思えばいいよ」というコメントもなるほどと思いました。とはいえ仕上げに求められる精度は相当精緻なものです。0.03mmのペン先を使わないと書けないくらいのレタッチが必要になります。

WS後半になると着色が入ってきます。ここであえて制作工程と表情の変化が分かるように描いてみました。

3日間手を動かしているうちにだんだんとテクスチャーが重なるおもしろさが分かってきました。
ところでユルゲンが作品を作っていく過程においてで何度も念押ししていたのが、意図を持って書くこと、アプローチに関連性を持たせること。自由に書いているようでも全体の調和がとれていること。それが大事で、突然イレギュラーなことが入ってくるのは違和感がある、とのことでした。このあたりはデザインとも共通性があり、言われていることはよく分かりました。

私自身はここのところ短時間で感覚的に描くことを課題にしていたのですが、今回ゆっくりじっくり精緻な重なりによる世界観を学んだことにより、表現の幅が広がったように感じています。今後、しっかりと復習をしながら、自分なりの表情がでるように取り組んでいきたいと思います。

今回このような貴重な機会を用意してくださったJ-LAFスタッフのみなさまに感謝感謝です。そして丁寧に指導してくださったユルゲンにお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 


受付状況 2023.5.28

『ユルゲン・ヴェルケムスト カリグラフィー ワークショップ受付状況』をnewsのページにアップしました。東京会場の2講座とレクチャー、神戸会場の2講座は申込み受付を締め切りました。

 


ユルゲン・ヴェルケムスト カリグラフィー ワークショップ 2023.2.23

2023年6月に、ベルギーよりユルゲン・ヴェルケムスト氏を講師に迎え、ワークショップを開催いたします。初めての来日です。
ユルゲン・ヴェルケムスト氏は、美しい手書き文字を書くことを大事にする家族の中で成長し、25歳の時に参加したフランク・ミサント(Frank Missant)氏のワークショップと地元のテレビで観たブロディ・ノイエンシュヴァンダー(Brody Neuenschwander)氏の芸術に関するドキュメンタリー番組が、本格的に彼がカリグラフィーの道へ進むきっかけとなりました。彼は、ベルギー国内の著名なカリグラファーはもとより、世界各国で活躍する多くのカリグラファーから学びましたが、特に、イヴ・ルテルム(Yves Leterme)氏は彼の生涯の師であり、ピーター・ソーントン(Peter Thornton)氏から文字の形、描き方、レイアウト構成などについて大きな影響を受けています。
2015年以降、ベルギー国外で開催されるカンファレンスやワークショップの講師として招へいされ、コロナ禍で進んだ各国の「オンラインセミナー」の講師も多く務めています。普段は、ベルギー、ブルージュ近郊の町で、家族でカフェを経営し、そこでカリグラフィーを教えています。活動の様子はウェブサイトからご覧ください。https://www.morriscoffeeandcrafts.be/en/home/

彼の鉛筆による手書き文字は、繊細で美しく、「スケッチブック」のように綴じてまとめられた作品は、鉛筆の濃淡、線の強弱、文字たちは一面に敷き詰められたように並びながらも自由な動きを感じさせ、ひと目で見る者を魅了します。また、添えられる色も穏やかに彼の作品を彩ります。
彼の優しい文字たち、その描き方、リズム、画面構成について、触れて学ぶ機会となります。手で描く楽しさと新しい表現への挑戦に時間をかけて、取組んでください。

今回は、東京と神戸で同じ内容の講座を2クラスずつとスライドレクチャーを各1回開催いたします。講座名・日程・内容について、以下にてご確認ください。

申込方法のご案内は、3月6日(月)にウェブサイトに掲載いたします。案内に従ってお申込みください。申込開始日は以下の通りです。賛助会員と一般の申込開始日が異なりますので、ご留意ください。

■申込開始日時■
賛助会員: 2023年3月7日(火) 22:00〜 ※申込みに会員番号の記入が必要です。
一般申込: 2023年3月13日(月) 22:00〜

■講座の詳細■
【東京開催】
1) イタリック体のドローイング(Drawn Italic/Script) 2日コース
申込み受付を締め切りました
☛ 講座の内容はこちらから
開催日時: 2023年6月7日(水)・8日(木) 9:30~16:30
受講者定員: 18名
受講料: 20,000円
会場: dスタ https://dstudio-dbs.com/

2) 小文字のドローイングに色を添えて(Drawn Lowercase + Colours) 3日コース
申込み受付を締め切りました
☛ 講座の内容はこちらから
開催日時: 2023年6月10日(土)・11日(日)・12日(月) 9:30~16:30
受講者定員: 18名
受講料: 30,000円
会場: 東京23区内未定 ※決定次第お知らせいたします。

3) スライドレクチャー「私のヒーローと師(My Heroes and Teachers)」
申込み受付を締め切りました
~講師が学び師と仰ぐカリグラファーについて語ります
開催日時: 2023年6月10日(土) 18:30~20:00(18:00~19:30に変更の場合あり)
受講定員: 40名
受講料: 1,000円 ※ワークショップ参加者は無料
会場: 東京23区内未定 ※決定次第お知らせいたします。
お申込はこちら→

【神戸開催】
1) イタリック体のドローイング(Drawn Italic/Script) 2日コース
申込み受付を締め切りました
☛ 講座の内容はこちらから
開催日時: 2023年6月14日(水)・15日(木) 9:30~16:30
受講者定員: 18名
受講料: 20,000円
会場: 神戸市教育会館 203 http://www.kobekhall.com/akusesu/
お申込はこちら→

2) 小文字のドローイングに色を添えて(Drawn Lowercase + Colours) 3日コース
申込みを締め切りました
☛ 講座の内容はこちらから
開催日時: 2023年6月17日(土)・18日(日)・19日(月) 9:30~16:30
受講者定員: 18名
受講料: 30,000円
会場: 神戸市教育会館 203 http://www.kobekhall.com/akusesu/
お申込はこちら→

3) スライドレクチャー「私のヒーローと師(My Heroes and Teachers)」
引き続き申込み受け付け中
~講師が学び師と仰ぐカリグラファーについて語ります
開催日時: 2023年6月17日(土) 18:00~19:30
受講定員: 30名
受講料: 1,000円 ※ワークショップ参加者は無料
会場: 神戸市教育会館 203 http://www.kobekhall.com/akusesu/

お申込はこちら→

■講師プロフィール■                               ユルゲン・ヴェルケムスト(Jurgen Vercaemst)
1967 年生まれ ベルギー、クールネ出身のカリグラファー
美しい手書き文字を大切にする家族の中で育ち、10代の頃から手書き原稿に魅せられ、手書き文字作品の収集をする。 25 歳の時に参加したフランク・ミサント(Frank Missant)のワークショップ、地元のテレビ番組で観たブロディ・ノイエンシュヴァンダー(Brody Neuenschwander)の芸術に関するドキュメンタリーが、本格的に彼をカリグラフィーの世界へ導いた。
イヴ・ルテルム(Yves Leterme)は、生涯にわたる師であり、可能な限りイヴのワークショップに参加し学ぶ。また、ピーター・ソーントン(Peter Thornton)より、本質的な文字の形、描き方、レイアウト構成について強く影響を受けている。更に、ヨーカとリーズベット・ボーデンス、ブロディ・ノイエンシュヴァンダー、カール・ロース、ジョン・スティーヴンス、エルモ・ヴァン・スリンガーランド、トーステン・コル、ユアン・クレイトン、クリストファー・ハーネィス、ジュリアン・ウォーターズ、クリストフルとピーテル・ボーデンス、アナンド行美、そしてもちろん、ヤン・ロッシからも学んだ。

2018 年 4 月から、ブルージュ近郊の小さな町ラダーヴォルデで、妻のアネケ(Anneke)と共にカフェを営み、そこで、仲間と共にカリグラフィーを教えている。国内外で講師経験を持つが、その中でハイライトすべきは、2015 年に米国アッシュビルで開催された「カリグラフィー カンファレンス」でのピーター・ソーントンとのチームティーチング、2019 年秋に米国ノースキャロライナ州チェリオで開催されたワークショップでエルモ・ヴァン・スリンガーランドと一緒に務めた講師経験である。最近では、各国の団体で開催されているオンラインセミナーの講師を多く務めている。
鉛筆を愛用し、常にモレスキンのノートを持ち歩るいている。
カフェの情報はこちら
☛ Morris Café & Craft - https://morriscoffeeandcrafts.be/en/home/

*ユルゲン・ヴェルケムスト(Jurgen Vercaemst) に関するスペシャル記事はこちら→

クリスティーン・フリント・サト ウェビナー「Sumi Ink and Me!」のお知らせ Christine Flint Sato Webinar 'Sumi Ink and Me!'

English guide follows Japanese →click here
■ 概要 ■
クリスティーン・フリント・サトは、日本のみならず英国でも活躍する奈良在住の墨アーティストです。墨の製造工程をはじめ、和紙、筆との組み合わせが作品にどのような影響を与えるかなど、深い考察に基づいた作品を発表しています。また、日本の書道の美についての本や、墨の魅力や使い方を海外の人にも分かりやすく説明した本も出版しており、彼女の活動は国内外で高い評価を得ています。
今回のウェビナーでは、作品を紹介しながら、墨に惹かれた理由や墨の特徴について話します。西洋の書道家を含む多くのアーティストとのコラボレーションや、媒体としてのあり方そのものを探る実験やインスタレーションについての話など、墨芸術に興味のある方のみならず、墨を使うアーティストにとって必見のトークです。

■ 詳細 ■
タイトル:「Sumi Ink and Me!」

開催日時:いずれも日本時間 申込みを締め切りました
A: 2023年1月28日(土) 20:00~21:30 英語
B: 2023年2月4日(土) 20:00~21:30 日本語
(レクチャーの内容は同じです)
ウェビナー当日にご参加できない場合でも、お申込みいただいていれば、後日期間限定で録画視聴していただけます。
お申込いただいた方には、イベント終了1週間以内に録画のリンク先を記載したメールをお送り致します。

参加者定員: 各回 先着80名

参 加 料
・J-LAF フレンズ会員: 1,800円 (2022年12月19日現在会員の方に限ります)
・J-LAF サポーティング会員: 無料ご招待
・一般: 2,500円

● 国内のお支払い:銀行振込
● 海外からのお支払い:PayPal

 

受付後の手続:
・受付後、完了メールにて参加料の支払方法と受講までの流れについてご案内いたします。
・指定期日までに参加料の入金が確認された方に、参加のためのアクセス情報をセミナー開催日の前日までに配信いたします。

※ 期日までに参加料の入金が確認できない場合には、参加できません。

1時間経過しても自動返信メールが届かない場合は、お手数ですが、webinar◎j-laf.orgまでご連絡をお願いいたします。(◎ を @ に変換してください。)
ご連絡いただく際は、必ずお名前、送信日時、メールアドレスを明記してください。

お問い合わせ先:webinar◎j-laf.org(※◎を@に変換してください。)

<講師プロフィール>
Christine Flint Sato

墨アーティスト、 英国人 奈良在住。故・川邊精華師に書を学ぶ。中国の芸術家 李庚師に中国水墨画を学ぶ。 日本・英国で個展を開き、多くのグループ展に参加し、数々の賞を受ける。さらに墨ワークショップを英国で開くとともに、月に一度大阪でも開いている。制作の傍ら墨芸術を研究し、記事を書く。日本書道の線、余白を分析した本 「Japanese Calligraphy: The Art of Line and Space」を 1999年、墨芸術を新しい角度から紹介したワークブック「Sumi Workbook」を2014年に海風社より出版。
https://cflintsato.com/

 

Christine Flint Sato Webinar Information

■ Webinar Title: 'Sumi Ink and Me!'

■ Outline
Christine Flint Sato is a sumi ink artist living and working in Nara, Japan, who is active not only in Japan but also in the UK. Her works are based on a deep study of sumi ink, including its manufacturing process, and how the combination of washi paper and brush affects her works. She has also published a book on the beauty of Japanese calligraphy, as well as a book that explains the appeal and use of sumi ink in a way that is easy to understand for people overseas. Her work has been highly acclaimed both in Japan and abroad.
In this webinar, Christine will introduce her works and discuss why she was attracted to sumi ink and its characteristics. This talk is a must-see not only for those interested in the art of sumi ink, but also for artists who use it, as she will discuss her collaborations with many artists, including Western calligraphers, and her experiments and installations that explore the medium itself.

■ Schedule: Registration closed
A: Saturday, 28 January 2023 20:00 – 21:30 (Japan Time) English only
B: Saturday, 4 February 2023 20:00 – 21:30 (Japan Time) Japanese only

※ The content of two seminars is the same. Please choose either A or B.

Even if you are unable to join on the day of the webinar, you will be able to watch the recording later for a limited time only if you have signed up.
Those who register will receive an email with a link to the recording within a week of the event.

■ Capacity: 80 for each seminar

■ Registration Fee
J-LAF friends Members: 1,800 JPY (Must be a member as of 19 December 2022)
J-LAF supporting Member: Free invitation
Others: 2,500 JPY

■ Payment Method: In Japan – Bank Transfer / International - PayPal

■ Apply
Enter and submit the application form below

■ Procedures after submitting your application:
* You will receive a confirmation email with information on payment.
* After confirming your payment, we will send you an email with information on accessing the seminar by the day before the scheduled seminar.
* If we are unable to confirm your payment by the due date, you will not be able to join the seminar. Your understanding is appreciated.

If you do not receive an automatic reply after one hour, please contact us at webinar@j-laf.org
Please make sure you include your name, date and email address when you contact us.

Contact information (for inquiries)
webinar@j-laf.org

<Tutor’s Biography>
Christine Flint Sato

Christine Flint Sato is a British sumi ink artist based in Nara, Japan. She studied calligraphy under Seika Kawabe (Mainichi Calligraphy Organisation) and ink painting under Chinese ink painter Li Geng. She exhibits regularly in Japan and the UK and has won prizes for her artwork. She runs sumi ink workshops in both countries. She also researches and writes about the sumi ink arts. In 1999 her book ‘Japanese Calligraphy: The Art of Line and Space’ was published and in 2014 ‘Sumi Workbook’
Website: https://cflintsato.com/

二宮郁子ウェビナー 申込みスタートいたしました

二宮郁子ウェビナー「つばめの軌跡Ⅱ」 (二宮郁子のカリグラフィー、三良坂平和美術館での企画展について語る)の申込みがスタートいたしました。

お申込みはこちら→申込みは締め切りました

■ 概要 ■
二宮郁子のカリグラフィーは、自己の文字デザインに独自性を求めてきました。その取り組みが認められ、2021年10月から11月末までの2ヶ月間、広島県にある三良坂平和美術館の創立30周年の企画展として、展覧会が開催されました。中世ヨーロッパから伝わる「美しい手書き文字」カリグラフィーを発展させる二宮郁子の作品と、精密な紋様を編み出す日本の「伝統的な建具技法」である組子細工とのコラボ展示です。
このウェビナーでは、美術館展示に至るまでの “つばめ” という小鳥から受けた数々のエッセンスによって発展させた二宮独自のカリグラフィーの世界観、そして美術館で企画展示をすることになった経緯、展示・作品内容、その制作秘話を語ります。加えて、今回の展示への反響を、来館者の方々の声を踏まえた美術館館長からの話と共に紹介します。


■ 詳細 ■
タイトル:「つばめの軌跡Ⅱ」 (二宮郁子のカリグラフィー、三良坂平和美術館での企画展について語る)

開催日時:2022年7月30日(土) 20:00~21:30

ウェビナー当日にご参加できない場合でも、お申込みいただいていれば、後日期間限定で録画視聴していただけます。
お申込いただいた方には、イベント終了1週間以内に録画のリンク先を記載したメールをお送り致します。

参加者定員: 先着100名

参 加 料
J-LAF賛助会員: 1,800円
(7月は会員更新時期です。ウェビナー申込み時までに必ず会費をお振込みください。)
新規会員希望の方はこちらから

一般: 2,000円

● 国内のお支払い:銀行振込
● 海外からのお支払い:PayPal

受付後の手続:
・受付後、完了メールにて参加料の支払方法と受講までの流れについてご案内いたします。
・指定期日までに参加料の入金が確認された方に、参加のためのアクセス情報をセミナー開催日の前日までに配信いたします。

※ 期日までに参加料の入金が確認できない場合には、参加できません。

1時間経過しても自動返信メールが届かない場合は、お手数ですが、webinar◎j-laf.orgまでご連絡をお願いいたします。(◎ を @ に変換してください。)
ご連絡いただく際は、必ずお名前、送信日時、メールアドレスを明記してください。

お問い合わせ先:webinar◎j-laf.org(※◎を@に変換してください。)

<講師プロフィール>
二宮郁子 Ikuko Ninomiya

広島県在住カリグラフィー作家、講師。1995年に日本でカリグラフィーを学び始め、1998年から2000年のカナダ留学中にカナダで最も著名なカリグラファー、Martin Jackson氏と出会い師事、現在まで家族の様に密な交流が続く。2000年以降欧米で行われるカンファレンス、欧米著名カリグラファーによる国内外のワークショップ等に積極的に参加し学び、独自のカリグラフィーの世界を探求している。2013年以降現在に至るまでLetter Arts Review年鑑に連続入選、また、作品制作・展示依頼の機会も増えた。近年はカリグラフィー界外の場でカリグラフィー作家として作品を展示する機会に恵まれる。広島でカリグラフィー工房・教室「NINOGRA」を主宰する。https://ninogra.com/

メールニュースvol.44を配信しました

7月1日にJ-LAF賛助会員の皆様へメールニュースvol.44を配信いたしました。

受信されていない方は下記宛てにご連絡下さい。
(*を@に変えてください)
info*j-laf.org

清水裕子ウェビナー「ブルージュでの個展を振り返る」のお知らせ Hiroko Shimizu Webinar 'Looking Back on My Solo Exhibition in Bruges'

English guide follows Japanese →click here
■ 概要 ■
清水裕子は、日本のカリグラフィー界をリードする卓越した存在であり、その個性的な作品は日本のみならず世界にも影響を与え、高い評価を得ています。2021年8月から3ヶ月間、ベルギーのブルージュ、マンナ・アート・センターで清水裕子の個展が開催され、成功裏に幕を閉じました。これは彼女にとって初めての個展でした。このウェビナーでは、個展開催が決まるまでの経緯に始まり、展示作品の様子紹介から、いくつかの作品については制作過程も説明します。また、15年間にわたる作品を展示したことで新たに気付いたことや、印象に残った体験談などにも触れます。展示をご覧になれなかった方はもちろん、ご覧になった方にも興味深い内容のトークです。


■ 詳細 ■
タイトル:「ブルージュでの個展を振り返る」

開催日時:いずれも日本時間
A: 2022年1月29日(土) 20:00~21:30 日本語 1月29日の回は定員一杯となり申込みを締め切りました
B: 2022年2月5日(土) 20:00~21:30 英語 2月5日の回は申込みを締め切りました
(レクチャーの内容は同じです)
ウェビナー当日にご参加できない場合でも、お申込みいただいていれば、後日期間限定で録画視聴していただけます。
お申込いただいた方には、イベント終了1週間以内に録画のリンク先を記載したメールをお送り致します。

参加者定員: 各回 先着80名

参 加 料 J-LAF賛助会員: 1,800円 (12月13日現在会員の方に限ります)
一般: 2,000円
● 国内のお支払い:銀行振込
● 海外からのお支払い:PayPal

☛ お申し込みはこちらから


受付後の手続:
・受付後、完了メールにて参加料の支払方法と受講までの流れについてご案内いたします。
・指定期日までに参加料の入金が確認された方に、参加のためのアクセス情報をセミナー開催日の前日までに配信いたします。

※ 期日までに参加料の入金が確認できない場合には、参加できません。

1時間経過しても自動返信メールが届かない場合は、お手数ですが、webinar◎j-laf.orgまでご連絡をお願いいたします。(◎ を @ に変換してください。)
ご連絡いただく際は、必ずお名前、送信日時、メールアドレスを明記してください。

お問い合わせ先:webinar◎j-laf.org(※◎を@に変換してください。)

<講師プロフィール>
清水裕子 Hiroko Shimizu

兵庫県在住カリグラファー、講師、レターカッター。1994年にボストンでカリグラフィーと出会い、帰国までの3年間、カリグラフィーに没頭する。その後、海外講師のワークショップやインターナショナルカンファレンス、シンポジウムに参加して研鑽を積む。1998年以降定期的に教えており、国内各所でワークショップを行っている。彼女の特徴である柔軟性は、作品だけでなく、指導方法にも反映されている。彼女の作品は、2002年以降Letter Arts Review年鑑に頻繁に選ばれ、国際的に展示されている。芦屋市でStudio Letter Artsを主宰し、NPO Japan Letter Arts Forum副代表理事を務めている。
https://studio-letterarts.com/

 

Shimizu Hiroko Webinar Information

■ Webinar Title: 'Looking Back on My Solo Exhibition in Bruges'

■ Outline
Hiroko Shimizu is an exceptional leader in the Western calligraphy world in Japan. Her unique works are highly acclaimed and influential not only in Japan but also worldwide. For three months from August 2021, Hiroko Shimizu's solo exhibition was successfully held at the Manna Art Center in Bruges, Belgium. This was her first solo exhibition. In this webinar, she will start with the background stories before the decision to hold the exhibition, then introduce the exhibited works, and explain the process of making some of them. She will also talk about what she has noticed after exhibiting the works she has created over the past 15 years and her impressive experiences. This talk will be of interest to those who were not able to see the exhibition as well as those who did.

■ Schedule:
A: Saturday, 29 January 2022 20:00 – 21:30 (Japan Time) Japanese only Registration closed
B: Saturday, 5 February 2022 20:00 – 21:30 (Japan Time) English only Registration closed

※ The content of two seminars is the same. Please choose either A or B.

Even if you are unable to join on the day of the webinar, you will be able to watch the recording later for a limited time only if you have signed up.
Those who register will receive an email with a link to the recording within a week of the event.

■ Capacity: 80 for each seminar

■ Registration Fee
J-LAF Supporting Members: 1,800 JPY (Must be a member as of 13 December 2021)
Others: 2,000 JPY

■ Payment Method: In Japan – Bank Transfer / International - PayPal

■ Apply
Enter and submit the application form below
☛ Click here for Overseas application

■ Procedures after submitting your application:
* You will receive a confirmation email with information on payment.
* After confirming your payment, we will send you an email with information on accessing the seminar by the day before the scheduled seminar.
* If we are unable to confirm your payment by the due date, you will not be able to join the seminar. Your understanding is appreciated.

If you do not receive an automatic reply after one hour, please contact us at webinar@j-laf.org.
Please make sure you include your name, date and email address when you contact us.

Contact information (for inquiries)
webinar@j-laf.org

<Tutor’s Biography>

Hiroko Shimizu is a calligrapher, teacher and letter cutter living in Hyogo, Japan. She started calligraphy in 1994 while living in Boston and enthusiastically learned it for 3 years until returning to Japan. She continued to actively study it afterward by participating in workshops, international conferences, and symposiums oversea. She has been teaching regularly since 1998 and doing workshops in major cities in Japan. Her characteristic flexibility is reflected not only in her work but also in her teaching style. Her work has been frequently selected for Letter Arts Review Annual since 2002 and exhibited internationally. She runs Studio Letter Arts in Ashiya, and is a deputy executive director of NPO Japan Letter Arts Forum. https://studio-letterarts.com/

ティモシー・ノード:ウェビナー「Herald Painter and Scrivener (紋章画家と写字者)」開催のお知らせ

2020年4月に開催予定でしたティモシー・ノード氏のカリグラフィーワークショップは、コロナ禍のため、未だ延期を余儀なくされております。長期にわたるワークショップの延期を鑑み、ワークショップ開催時に予定していましたスライドレクチャー「Herald Painter and Scrivener (紋章画家と写字者)」をウェビナー(オンラインセミナー)として、先行開催することとなりました。ティモシー・ノード氏の多岐に渡る素晴らしい作品の数々を画像で見ながら、その作品にまつわるストーリーをご本人の言葉で語っていただきます。

 

“Timothy Noad Calligraphy Workshop” originally scheduled in April 2020 still remains in postponed situation due to current COVID-19 pandemic. Considering this long postponement of the workshop, we will hold the slide lecture “Herald Painter and Scrivener” scheduled during the workshop on a webinar style (online seminar) in advance.
We are proud to announce and host the online seminars in which Timothy will talk about his various outstanding artworks in his own words along with a video presentation.

 

ウェビナー開催の詳細は以下のリンクからご確認ください!                                      Click the link below to check the details of the Webinar!

和文詳細はこちら
English Contents is linked here

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★ワークショップ参加確定後、待機していただいている皆さまへ★

ワークショップにつきまして、現状では、開催日程を確定はできない状況ですが、2022年の秋に開催できるよう、講師と調整を続けております。開催日程を確定できる状況になりましたら、改めて、ご報告させていただきます。また、ワークショップ開催時のスライドレクチャーにつきましては、講師と相談のうえ、別のテーマにて準備を進めて参ります。ご理解とご了承のほど、よろしくお願いいたします。

Message to those who were to participate in the postponed workshop

For workshop rescheduling, it is too difficult to have fixed date in current situation, but we keep communicating with Timothy Noad to find the sure possibility to hold it in autumn season in 2022. We will update you when we will be able to fix the dates of the workshop. And regarding the slide lecture during the workshop, we will discuss it with the lecturer and prepare for another theme. Your understanding is much appreciated.

 

ワークショップ担当:久賀 真弓 (Mayumi Kuga)