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ゴードン恵美「レターカッティング入門ワークショップ 2018」の申込みをスタートします

ゴードン恵美「レターカッティング入門ワークショップ 2018」の申込みをスタートします。
賛助会員(フレンズメンバー・サポーティングメンバー)と一般の方の申込み開始日が異なります。詳細は下記をご覧下さい。
みなさまのご参加をお待ちしております。

 お申し込みフォームはこちら

東京会場は満席になりました。 神戸会場は余裕があります。

【申し込み方法】

申込みフォームに必要事項をもれなく記載のうえ、送信してください。
先着順にて受付けます。

※申込みフォームは、このお知らせの掲示と同時に入力ができるようになりますが、受付け開始時刻の22:00より前に送信されたものは無効になりますので、ご留意ください。

※優先受付でのお申込みは、5月16日の受付開始時点で賛助会員であることを確認できる方に限られます。

※直接メールをいただいてもお申込みはできません。必ず、リンクされた申込フォームでお申し込みください。

○ワークショップの日程・詳細についてはこちらをご覧ください。(PDF)
各会場の日程について
レターカッティング入門(初参加)コース
レターカッティング入門(経験者)コース
*初参加者、経験者混在クラスでのワークショップです。

【お申込み上の注意】

●スライドレクチャーは、ワークショップと組み合わせてお申込みいただけます。
●ワークショップ、スライドレクチャー共に、東京・神戸の両会場参加申込も可能です。

※申込みフォームより送信後、自動返信メールが届きます。
1時間経過しても自動返信メールが届かない場合は、お手数ですが、workshop◎j-laf.orgまでご連絡をお願いいたします。(◎ を @ に変換してください。)
ご連絡いただく際は、送信データを照合するため下記1〜3を明記してください。

1:送信日時 2:お名前 3:メールアドレス

※スマートフォンから申込みをされる場合、画面操作に問題が無ければ申込みは可能ですが、ご案内のメールには添付ファイルが含まれる場合がありますので、連絡先のメールアドレスは、添付ファイルが受け取れるアドレスをご指定ください。

■申込み開始日

優先受付:2018年5月16日(水)22:00~
*****賛助会員(フレンズメンバー/サポーティングメンバー)のみ対象

●優先申込みの際には会員番号が必要となります。
-会員登録の際にお送りしているメールに番号が記載してあります。事前にご確認ください。
-会員番号の入力がない場合には、「一般」受付の対象となり優先受付から外れます。
-会員番号がわからない場合には、早めにmembership◎j-laf.orgまでお問い合わせください。(◎を @ に変換してください。)

一般の方:2018年5月23日(水)22:00~

■締切り日

2018年6月20日(水)  24:00まで
受付の状況は、J-LAFのウェブサイトにて随時アップデートいたします。
締切日以降に定員に空きがある場合には、その後の申込みも受付けます。空きの有無はJ-LAF ウェブサイトでお知らせします。

【お支払い時の注意事項/Important Note on Payment of Participation Fee】

■受講料を銀行振込にてお支払いただく場合、発生する振込手数料はご自身の負担でお願いいたします。お支払い手続きの際に、「振込人負担」をご選択ください。
If you pay your participation fee by bank transfer, please kindly be advised that bank charge for wire transfer should be paid by remitter. In payment procedure, please choose “Charge to remitter”.
■海外からの参加申込で、お支払いにペイパルを利用される場合、お支払いに係る手数料を上乗せしたご請求書をお送りいたします。受講料+お支払手数料の合計額でお支払いをお願いいたします。
If you pay your participation fee via PayPal, please kindly be advised that payment process charge on PayPal should be added on your participation fee. In this case, J-LAF will send you an invoice with total amount of your participation fee and payment process charge via PayPal. Please pay the total amount on your invoice.

リーズベット・ボーデンズ「カリグラフィーWS」2018 大阪会場:空席1名募集のお知らせ

大阪会場Extraordinary Lettersの空席募集を終了いたします。
東京・大阪、全講座満席となりました。お申込みありがとうございました。
(2018/5/25)

全WS満席となっていましたが、「斬新な文字のデザインと表現」の大阪会場にて、
席が1つ空きましたので、再募集いたします。
講座内容につきましては、3月5日Newsにて公開した詳細にてご確認ください。

☛ 詳細・申込み要項のご案内

お申し込みをお待ちしております。

☛ お申し込みページはこちら

1席限定のため、お申し込みが重なった場合には、既に埋まっている場合もございます。
予めご了承ください。

ワークショップ担当: 久賀

ゴードン恵美「レターカッティング入門ワークショップ 2018」詳細・申込み要項のご案内

ゴードン恵美「レターカッティング入門ワークショップ」の詳細及び申込み要項をご案内いたします。
賛助会員と一般の方の申込み開始日が異なります。詳細は下記でご確認ください。
みなさまのご参加をお待ちしております。

お申込ページはこちら

レターカッティング WS 概要

石に手彫りで字を彫るレターカッティング "Letter Cutting"(またはレターカービング "Letter Carving"と呼ばれる)は現在も英国国内だけではなく、ヨーロッパの国々で続けられている伝統工芸です。この入門コースではヴィーカット"V-Cut"と呼ばれる彫り方で文字を彫ることを学びます。このヴィーカットは、ローマ帝国時代に既にその手法が確立され、当時の碑石に使われていたローマンキャピタルの文字のほとんどはこの彫り方で彫られています。

イギリスではエドワード・ジョンストン(1872 - 1944)の教え子だったエリック・ギル(1882 - 1940)が、そのローマ時代の伝統的手法を彼の石碑の作品に多用し、彼のワークショップ(工房)で培われたレターカッティングの精神、技術、そして教法は、彼の弟子達を通じて今なお多くの職人の中に息づいています。この入門コースはそのギルの弟子であったデービッド・キンダスリー(1915 - 1995)の教法で主に進められます。石の彫り方だけでなく、道具や石の取り扱い方などにも重点を置く予定です。
また、コース内では文字のレターフォーム、デザイン等を参加者同士で検討し合うクリティーク(Critique) と呼ばれるローハンプトン大学で採用されていた教法を導入し、生徒それぞれの作品をさまざまな側面から向上を目指すとともに、作品作りにおける生徒の自発性を伸ばしていきます。

〇ワークショップ詳細についてはこちらをごらんください。(PDF)
レターカッティング 初参加コース
レターカッティング 経験者コース
*初参加者、経験者混在クラスでのワークショップです。

ゴードン恵美「レターカッティング・ワークショップ 2018」 日程・会場

■ワークショップ■
<受講料> 初参加:32,000円(石代1枚分込み)/経験者:30,000円
****両会場について、初参加者、経験者ともにご参加いただけます。

<神戸会場> 定員15名(初参加者・経験者合計)
***開催日時:2018年9月28日(金)~9月30日(日)10:30~17:30
***会場:原田の森ギャラリー(兵庫県立美術館王子分館)別館201号室
***http://hyogo-arts.or.jp/harada/access.html

<東京会場> 定員15名(初参加者・経験者合計)満席
***開催日時:2018年10月6日(土)~10月8日(月祝)10:00~17:00
***会場:未定 (東京23区内予定)

■スライドレクチャー■
<参加料>1,000円(ワークショップ参加者および団体・法人のサポーティング会員無料)
****スライドレクチャーのみの参加も歓迎です。

<神戸会場> 定員25名
***2018年9月27日(木)18:30~ 約1時間の予定
***会場:西宮市民会館303号室
***http://www.nishi-bunka.or.jp/amity/access.html
****ワークショップ会場とは異なります。
****また開催日もワークショップ初日の前日です。

<東京会場> 定員25名
***2018年10月7日(日)18:00~または18:30~(予定)
***会場未定(東京23区内)
***東京会場につきましては決定次第、J-LAFのウェブサイトにてお知らせいたします。

【申し込み方法】

申込み開始日に「N E W S」ページに申込みフォームが掲載されます。
必要事項を漏れなく記載の上、送信してください。先着順にて受付けます。

※申込みフォームは、優先受付けの開始日の5月16日(水)20:00をめどに入力できるようになりますが、受付け開始時刻の22:00より前に送信されたものは無効になりますので、ご留意ください。

※申し込みフォームよりの送信後、自動返信メールが届きます。
1時間経過しても自動返信メールが届かない場合は、お手数ですが、
workshop◎j-laf.orgまでご連絡をお願いいたします。(◎を@に変換してください。)
ご連絡いただく際は、送信データとの照合のため下記1~3を明記してください。

1:送信日時 2:お名前 3:メールアドレス

※直接メールをご送付いただいてもお申し込みできません。ご注意ください。
※スマートフォンから申込みをされる場合、画面操作に問題がなければ申込み可能ですが、ご案内のメールには添付ファイルが含まれる場合がありますので、連絡際のメールアドレスには、添付ファイルを受信可能なアドレスをご指定ください。

■申込み開始日

優先受付:2018年5月16日(水) 22:00受付開始
*****賛助会員(フレンズメンバー/サポーティングメンバー)対象

※優先受付でのお申込みは、5月16日の受付開始時点で賛助会員であることを確認できる方に限られます。
※優先申込みの際には会員番号が必要となります。
会員ご登録の際にお送りしているメールに番号が記載してありますので、事前にご確認ください。
会員番号の入力がない場合には、「一般」受付の対象となり優先受付から外れますので、ご注意ください。
会員番号がわからない場合には、早めにmembership◎j-laf.orgまでお問合せください。(◎を@に変換してください。)

一般受付:2018年5月23日(水)22:00〜

■締切り日

2018年6月20日(水)24:00まで
受付の状況は、J-LAFのウェブサイトにて随時アップデートいたします。
締め切日以降に定員に空きがある場合には、その後の申し込みも受付けます。
空きの有無はJ-LAFウェブサイトでお知らせします。

■キャンセルについて

受講料・参加料の支払期限までにお振込みがない場合には、受講はキャンセル
とみなし、キャンセル待ちの方に順に連絡させていただく場合がありますので
ご注意ください。ご旅行など、振込が間に合わない事情のある場合には、前も
ってご連絡をお願いいたします。振込後のキャンセルについては原則として返
金をいたしません。ただし、次の受講者がいる場合には、1,000円を差し引いた
残りの金額を受講者の調整が終了した時点でご返金いたします。
WSに関する質問、ご意見はworkshop◎j-laf.orgへお願いいたします。
(※◎を@に変換してください。)

※今回からワークショップ開催前に参加者が集まる機会を設けます。
参加は任意ですが、他角的な視点からデザインを高める意見を出し合い検討し合うクリティークを事前に行うことで、初参加の方にはよりスムーズにワークショップに臨めるように、また経験者の方にはより多くを学ぶ準備をする場になればと考えております。
●神戸の日程・会場
8月12日(日)10:00~17:00 西宮市民会館602号室
9月2日(日)10:00~17:00 西宮市民会館601号室
http://www.nishi-bunka.or.jp/amity/access.html
●東京の日程・会場
詳細は未定ですが、8月と9月に各1回開催予定です。
決まり次第、ワークショップ参加者にお知らせいたします。

ワークショップ担当:藤原由紀恵

リーズベット・ボーデンズ カリグラフィー ワークショップ受付状況

3月22日(木)22:00にJ-LAF会員優先受付を開始いたしましたリーズベット・ボーデンズ カリグラフィー ワークショップの受付状況についてご報告いたします。沢山のご応募をいただき、ありがとうございます。

現在の受付状況をお知らせいたします。(4月23日現在)

■東京会場

斬新な文字のデザインと表現   満席 キャンセル待ち 1名
モノグラム制作         満席 キャンセル待ち 2 名
スライドレクチャー(定員35名)  空席 4

■大阪会場

斬新な文字デザインと表現     満席
モノグラム制作          満席
スライドレクチャー(定員25名) 空席あります

ワークショップは、東京・大阪共に満席となりました。
スライドレクチャーの申込みは継続しています。ぜひ、お申込みください。
受付のタイミングで、席が埋まってしまった場合には、ご了承ください。

引き続き、空席のある講座へのお申し込みをお待ちしております。

☛ お申し込みページはこちら

ワークショップ担当: 久賀 真弓

ゴードン恵美「レターカッティング・ワークショップ」2018

開催中止のお知らせ 2018.8.5

『ゴードン恵美「レターカッティングワークショップ 2018」開催中止のお知らせ』をNewsのページにアップしました。


東京会場決定と神戸会場の申し込み延長のお知らせ 2018.7.5

『ゴードン恵美「レターカッティングワークショップ 2018」東京会場決定と神戸会場の申し込み延長のお知らせ』をNewsのページにアップしました。


申込みをスタートします。 2018.5.16

『ゴードン恵美「レターカッティング入門ワークショップ 2018」の申込みをスタートします。』をNewsのページにアップしました。


詳細・申込み要項のご案内 2018.4.27

『ゴードン恵美「レターカッティング入門ワークショップ 2018」詳細・申込み要項のご案内』をNewsのページにアップしました。


開催のご案内 2018.04.11

7回目となるレターカッティングWSを、今年もゴードン恵美を迎えて開催いたします。
今回は、2018年9月末から10月にかけて神戸と東京の2会場で、それぞれ3日間コース及びスライドレクチャーを行います。
詳細及び募集要項は4月下旬にウェブサイトでお知らせする予定です。

皆さまのご参加をお待ちしています。

下田恵子とのコラボレーション作品

 

 

<ゴードン恵美プロフィール>
1995年にカリグラフィーを東京で習い始める。翌年、トーマス・イングマイヤー氏のワークショップを受講し海外でカリグラフィーを学ぶ事を決意。2年の準備期間を経て、97年に渡英、98年にUniversity of Surrey Roehampton のカリグラフィー・ディグリー(学位)コースに入学。2001年に卒業後、2002年にケンブリッジにあるレターカッティング工房であるカードーゾ・キンダスリー・ワークショップ(Cardozo Kindersley Workshop)に入門。2006年に長女出産のため退職するまでの4年半勤務。現在は独立し、主にレターカッティングの仕事を続ける。2002年から2004年までSSIのAdvanced Training Schemeに参加。Sue HuftonやTom Perkinsなど多数のカリグラファー、レターカッターのワークショップやレクチャーに参加。2011年よりCambridge Open Studiosで作品を展示。2017年には The Lettering Arts Trust主催の作品展 IN CONCERTに参加。2018年6月29日から9月9日に開催されるThe Alphabet Museum (The Lettering Arts Trust主催)の作品展へ参加予定。日本でのレターカッティング・ワークショップは今年で7回目の開催。

講師関連サイト
Cambridge Open Studio https://www.camopenstudios.co.uk/
Memorials by Artists http://www.memorialsbyartists.co.uk/home/

ゴードン恵美「レターカッティング・ワークショップ2018」開催のご案内

7回目となるレターカッティングWSを、今年もゴードン恵美を迎えて開催いたします。
今回は、2018年9月末から10月にかけて神戸と東京の2会場で、それぞれ3日間コース及びスライドレクチャーを行います。
詳細及び募集要項は4月下旬にウェブサイトでお知らせする予定です。

皆さまのご参加をお待ちしています。

下田恵子とのコラボレーション作品

 

 

<ゴードン恵美プロフィール>
1995年にカリグラフィーを東京で習い始める。翌年、トーマス・イングマイヤー氏のワークショップを受講し海外でカリグラフィーを学ぶ事を決意。2年の準備期間を経て、97年に渡英、98年にUniversity of Surrey Roehampton のカリグラフィー・ディグリー(学位)コースに入学。2001年に卒業後、2002年にケンブリッジにあるレターカッティング工房であるカードーゾ・キンダスリー・ワークショップ(Cardozo Kindersley Workshop)に入門。2006年に長女出産のため退職するまでの4年半勤務。現在は独立し、主にレターカッティングの仕事を続ける。2002年から2004年までSSIのAdvanced Training Schemeに参加。Sue HuftonやTom Perkinsなど多数のカリグラファー、レターカッターのワークショップやレクチャーに参加。2011年よりCambridge Open Studiosで作品を展示。2017年には The Lettering Arts Trust主催の作品展 IN CONCERTに参加。2018年6月29日から9月9日に開催されるThe Alphabet Museum (The Lettering Arts Trust主催)の作品展へ参加予定。日本でのレターカッティング・ワークショップは今年で7回目の開催。

講師関連サイト
Cambridge Open Studio https://www.camopenstudios.co.uk/
Memorials by Artists http://www.memorialsbyartists.co.uk/home/

リーズベット・ボーデンス「カリグラフィーWS」2018

» リーズベット・ボーデンスワークショップ 開催概要
» リーズベット・ボーデンスワークショップ ワークショップ

ワークショップレポート

「リーズベット・ボーデンズ ワークショップ」レポート掲載にあたって
雨も多く暑かった今年の夏の盛りに、リーズベット・ボーデンズさんに来日いただき、東京・大阪の2会場で、2つの同じ内容の講座を開催いたしました。リーズベットの人間味あふれる優しい人柄と、深く多岐に渡った芸術とレターアートにかかる経験と知識に裏打ちされたレッスンで、全てのレッスンが素晴らしい学びの場となりました。
講師のリーズベットに深く感謝するともに、参加者の皆さんが講師と共に学ぶだけでなく、その場を笑顔に満ちた時間にしてくださったことに、とても感謝しています。
皆さん、どうもありがとうございました。

参加者の中から、水野雅斗さん(東京会場参加)にExtraordinary Lettersについて、木作輝代さん(大阪会場参加)にMonogramについて、体験レポートを書いていただきました。ご協力ありがとうございました。
リーズベットと学んだことが、皆さんの創作活動にひらめきや彩りを添え、より充実したものとなっていきますよう願っています。

ワークショップ担当: 久賀真弓
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●「Designing and Interpreting for Extraordinary Letters」
ワークショップレポート     水野雅斗

「このオリジナリティ、自分の中から生みだせるようになれるものかな?」
初めてリーズベット作品を見た時の、自分の感想です。
今回参加するWSのテーマは『斬新な文字のデザインと表現』。
まさしく、それらがどういった道筋で生み出されるかを知ることができる貴重な機会となりました。

" BETTER LATE THAN NEVER "
3日間のWSということで、1日目はデザイン・コンセプト固めに費やすことになってもいいか、という覚悟で、上記の文章だけを用意し、あえて空っぽの頭で初日に臨みました。
リーズベットさんの人柄もあり、リラックスした雰囲気で始まったWSの最初に、来日時に持ってきていただいた作品群を拝見。机いっぱいに埋めつくされた作品たちは、それぞれに個性を持ち、心を持っていかれます。

さらに、それらが生み出される過程も、資料として惜しげもなく見せていただけ、その "Step by Step" が新鮮でした。カリグラフィー作品を手がける際、おおよそのサイズを頭に入れて、ペンサイズを決めてレイアウト作業を開始することが多いかと思いますが、資料の最初のページには、数cmに収まるサイズでの、鉛筆で描かれたモノラインに近い形のアイデアがビッシリ。
少しだけアレンジされているもの、大きく変化したもの、それぞれに細かな時刻までかかれていて、刻々とアイデアが生み出されていくのが手にとるようにわかります。
通常、完成作品だけを見ることがほとんどで、それが生まれる過程が聞きたいと思うことは多いですが、数々の作品で、それを実際に確認させてもらうことができました。

しばらくそれらに見とれた後、鉛筆を持って各々でのアイデア出しの時間です。
心惹かれた作品の、どこか一部でも取り入れられないかと考え、とにかく書きだしてみます。
1つのアルファベットの中にも、ストロークごとに様々な動きがあるのが印象的で、複数の個性すら持っているかのように感じたところから、「アルファベットの上下左右、どこかに分割・異なった要素を盛り込んでみよう」、自分の中のコンセプトが決まりました。
5cmほどの空間に何パターンかレイアウトしてみて、相談。ストレート組みで作品づくりが動き出します。

『130%に拡大して、続けて頑張って』
目の前に実際にあるものとは別のヴィジョンが見えているとしか思えない、細かな精度で道を示してもらえます。スケルトンな状態から、少しずつ肉付けしていきます。その中に、思い浮かんだアイデアも取り入れて、逆に削ぎ落しもします。自由な中にも自然と法則が生まれ、ワードとしてのまとまり感が出てきます。
『私が必要な人は、手をあげて』
デザインを仕上げていく時間を多く取っていただけ、足を踏み外しそうになると、的確なアドバイスでバランスを保ってもらえます。
(シンプルさが不安になって、やりすぎてしまうと優しく指摘いただけました。アルファベットとして認識しにくくなってしまう点は重視され、解決策を一緒に考えていただいた時間は、非常に貴重な経験となりました)

段階を踏んでのスケールアップは続きます。
拡大していくにしたがって、自身のコンセプトもハッキリしていくと共に、スペーシングやディテールの粗も明白に。それでもどうにか、2日目最後にはリアルスケールでの姿が見えてきました。ステップ数は5を超え、その大きさはA3では収まらないサイズにまで成長しました。

仕上がったデザインをトレースする作品用の紙は、少し荒目の水彩紙。塗りには、なんと、スピードボールのブロードペンを使用します。筆よりも思い切りよく広範囲が塗れ、何気にエッジもキレイに出せて、その意外な用途に新たな発見でした。
透明水彩という選択肢もありましたが、ガッシュをベースに塗り、色鉛筆を乗せて仕上げることにしました。
「紙の凹凸」と「ブロードペンによるガッシュの流れ」が色鉛筆により浮き出て、自然なテクスチャーを演出してくれます。最終的に仕上がった作品を、最初のアイデア段階のものと一緒に写真に収めてみました。

『すぐには満足するものはできあがらない。植物が少しずつ成長するのと同じように、細かな部分を丁寧に仕上げていきましょう』
その言葉の通り、WSのラストに見せていただいたクラスの皆さんの作品たちは、本当に生命力を持っていて、表現する楽しさが伝わってきました。
まだまだ私自身のオリジナリティを発揮できるところまでいっていませんが、アプローチの仕方と、リーズベットの素晴らしい人間性という栄養は、今回ちゃんと吸収できたつもりですので、今後しっかり根を張って、新しい枝葉をつけていきたいと思います。

最後に、J-LAFスタッフの皆さま、素晴らしい通訳で橋渡しをしていただいた朝倉紀子さんに感謝いたします。

●「Designing Personal Monograms」
ワークショップレポート     木作輝代

リーズベット・ボーデンス氏ワークショップ「モノグラム」を受けました。

無理です、お手上げ。うまく説明できません。
私の語彙力と表現力では、この方の文字がどうしてこんなにチャーミングなのか、理由を言えません。頭の中をこしょこしょ刺激されるような、といいますか……。確かな技術に裏打ちされているのに、ユニークさ、愉快さに満ちた文字ですよねえ。いや、裏打ちされているからか。とにかく、遊び心が半端ない。
このワークショップの案内を目にしたとき、「これは絶対受けなアカンやつ」と思いました。幸せな顔で話を聞く自分を受講前に想像しましたが、実際そのとおりになりました。とてもおもしろかったんです。

「モノグラム」は、イニシャル2文字から数文字で構成するもの。自分自身や誰かのイニシャルをはじめ、パートナーと自分のイニシャルを組んだもの、または商業的なロゴ仕様のものetc.と、作る内容は自由。いずれにしても「あなたらしいモノグラムを作りましょう」という言葉でワークショップがスタートしました。

まずは組み合わせの主なパターンを学びます。
同じスタイルにするか(書体など)、違うものにするか。文字をつなぐか、離すか。また、「明るい・暗い」、「太い・細い」、「文字幅が広い・狭い」、「静的・動的」、「鏡像・普通の像」などコントラストをつけるか、様々な組み合わせ方のサンプルをボードに書き示してくださいました。
イニシャルを&マークでつないでもよいし、数字、模様、枠など、文字以外の要素を足してもよいとのこと。その後、用意してくださった多くの作品を見せていただき、解説を聞いてから、いよいよ制作開始です。

このときクラスを見渡してみると……。
うれしい悲鳴と言えます。組み合わせパターンの選択肢が多いので、用紙に向かったまま、しばらく茫然とする受講生たち(私を含む)の姿がありました。(笑)

いただいた&マークもこんなにたくさん。

制作手順はいつもたいていこんな感じだそうです。
縦横数センチほどの小さなサイズのラフスケッチを、細いシャープペンシル(0.3ミリがベスト)で描いていきます。ポイントとしては、遠くから見ても構成がわかりやすいように黒く塗りつぶすこと。うまくいかないときは固執せず、別のものをどんどん試してみること。どちらにするか悩んだら、読み間違えない方を選ぶこと。

そして、ラフ案の中から1つを選び、的確なアドバイスを受け、時間をかけて修正を加えていきます。やっとOKが出たら、200%に拡大コピー。さらに、直接手直しなどしてもらいつつ、修正と拡大コピーを繰り返します。(だんだん変化しながら大きいサイズになるため、「育てていく」と表現されていました)
形がほぼ決まったあたりで1日目は終了。

2日目も引き続き改良を進めます。
形の細部まで修正、改良し、デザインが決定したら、本番用のやわらかい紙にデザインを写し取ります。直線のラインを写すのに定規は使いません。これまでラフに描いていたモノグラムのラインを美しく整え、最終段階の彩色へ。
デモンストレーションで見たやり方をまねして、文字の輪郭はスピードボールのペン先やポインテッドペンを使い、中は筆で絵の具を塗るのですが、意外と手ごわく、ついはみ出てしまう人が続出です。が、ショックを受ける面々に救いの手が差し伸べられます。薄いカミソリで絵の具のシミを見事に消すという、リーズベットの「魔法」の1つを目撃できて、幸運でした。

全ての過程を発表。
さて、2日目の開始直後には全員がデザインの発表をしています。(クリティークというより「発表」だったので、少し気が楽)これが私には大変貴重な経験となりました。
ラフスケッチの段階からほぼ完成しているデザインまで、全ての過程を見せてもらって説明を聞くと、最初のデザインがどう進化していったかがよくわかります。全体のバランス、スペースの取り方、ラインの形・長さ・質……挙げ切れない数々のアドバイスや発想のヒントを受けて、「いつもの自分」、「普通」を脱し、思いがけない形に変わっていく様子が見て取れました。

 

そんな、モノグラムが成長していく楽しさ、うれしさのせいでしょうか、この2日間、あちこちの席から明るい声が終始聞こえていたように思います。講師のお人柄のせいでもありますね。オープンで気持ちのいいワークショップでした。
ずっと励まし、根気強く指導してくださり、書く楽しさをシェアしてくださったことに感謝します。まさに文字どおり、チャーミングなリーズベット。ほんと、おおきに!

赤いワンピース、赤い眼鏡がよく似合ってらっしゃった。

ペンケースも赤だ。可愛い。

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申込み要項 開催日程・会場 2018.3.5

『リーズベット・ボーデンズ「カリグラフィーWS」2018 詳細・申込み要項のご案内』をNewsのページにアップしました。


開催のご案内 2018.02.04

2018年7月にベルギーよりリーズベット・ボーデンスを迎え、ワークショップを開催いたします。

今回は、東京と大阪にて「Designing and Interpreting for Extraordinary Letters」(3日コース)と「Designing Personal Monograms」(2日コース)の2講座及びスライドレクチャー「BOUDENS TIME SIX」を開催いたします。

◆「Designing and Interpreting for Extraordinary Letters」
2018 Liesbet Free Work_22018 Liesbet Free Work_1
2018 Liesbet Free Work_3

◆「Designing Personal Monograms」
2018 Liesbet Monogram_2 2018 Liesbet Monogram_1

個性と才能にあふれたカリグラファーの家族として知られるボーデンス・ファミリーのひとりで、ベルギーでは中等教育課程の美術教師でもあります。モダンで大胆な構図、個性的で自由な動きのラインの作品が印象的で、国内外のワークショップ、シンポジウムの講師としても活躍されています。来日は初めてですが、2009年に開催されたJ-LAF主催「日本・ベルギー レターアーツ展」に出展されていましたので、作品を実際に目にされた方もいらっしゃると思います。
カリグラフィー、美術的表現に関する深い造詣と経験に裏打ちされた、リーズベットの表現技術を学ぶ素晴らしい機会となるでしょう。

講座内容及び募集の詳細等については、3月初旬にウェブサイトでお知らせする予定です。

<講師プロフィール>
Liesbet Boudens リーズベット・ボーデンス2017 Liesbet in Chicago
1957年ベルギー・ブリュージュ(Brugge)生まれ。
ベルギー・ゲント(Gent)にて美術を学び、ブリュージュで中等教育課程の美術教師を務める傍ら、フリーランスのレターアーティストとしても積極的に活動しており、ベルギー国外のワークショップで多く講師を務めている。これまで講師を務めたWSの主な開催地は、フランス3都市、ドイツ4都市、アメリカではカンファレンスの講師を含め6都市。
カリグラファーである父とかつて美術教師であった母のもとに生まれ、芸術に囲まれて育つ。幼い頃から、絵を描くこと、文字を書くことに親しみ、30代で本格的にレタリングに関わるようになるずっと以前の10代の頃から専門的なペンで文字を書くこと、美しいアラベスク模様を描くことを好んだ。
レタリングの分野で最初に影響を受けた芸術家は、言うまでもなく、カリグラファーであった父親である。父の友人であったジョン・スケルトン(John Skelton:Eric Gillの甥であるイギリスのレターカーバー)からレタリングにおける「遊び心」の可能性を学び、ウェールズのデービッド・ジョーンズ(David Jones)やドイツのハンス・シュミット(Hans Schmidt)の作品に強い親近感を感じ、影響を受ける。
絵画の分野では、ベルギーで有名な戦後のアーティストのひとりであるダン・ヴァン・セバレン(Dan Van Severen)が師であり、絵を描くことにおける完全性への洞察感覚を彼から学ぶ。「絵画は、1つの作品の中で、どんなに小さな要素であっても、全体の中でそのあるべき関係性の中に配されている、よく考えて作られた飛行機のような構成であるべきだ」という単純だが大切なことを学んだ。ジャン・ミロ(Juan Miro)、レオン・スピリアールト(Leon Spilliaert)、エドワード・ホッパー(Edward Hopper)、アメデオ・モディリアーニ(Amedeo Modigliani)などの画家に影響を受けている。
フォーマルな平ペンを使ったカリグラフィーにしばらく取組んだ後、ビルトアップレターを紙に描くようになる。なんとなく、カウンターの美しい形を意識する以上のことに意欲を持っており、文字とその背景の関係性をうまく生かした表現の追求を始める。紙に色を付けたり色付きの紙を使ったりしたが、どちらも真の満足は得られなかった。伝統的なローマンキャピタル体やカリグラフィーの書き方に固執しない表現に至ったのはその時である。また、一般的な紙のサイズに閉塞感を感じていたので、ダイナミックな動きを生かして描けるキャンバス、パネル、壁が紙に替わる表現の場となっていった。

Liesbet Boudens Website: http://liesbetboudensletters.eu/index.php?actie=english

清水裕子 ドローイング入門 ワークショップ 2018

» 清水裕子ドローイング入門ワークショップ 開催概要
» 清水裕子ドローイング入門ワークショップ レポート

ワークショップレポート

●ドローイング入門ワークショップを終えて      清水 裕子

まずはご参加くださった皆さま、最後まで頑張ってついてきてくださりありがとうございました。カリグラフィー側からのドローイング・アプローチは、おそらく日本で初めてのことだったと思います。正直なところ、2日に亘って行っても良い内容でしたが、本当のドローイングの面白さを感じてもらうために、多少急ぎ足であっても、ペンで書いた文字をなぞるところからスタートして、先の景色も少し見てもらうことにしました。

まず、第1段階目はカリグラフィーのペン文字(ローマンキャピタル)からヒューマニスト・サンセリフ*へ。カリグラフィー的要素を残しつつ、ペンの痕跡を少し消した形です。そして2段階目は、さらにサンセリフ寄りの文字へと変化させました。線の太さの差を減らした形です。チャレンジする課題はシンプルですが、なかなか思うように行かないのがドローイングの難しいところであり、また楽しいところでもあります。「違和感のないようにウェイトを揃える」「曲線中の1番細くなる/太くなる位置が肝心」と言った押さえるべきポイントは、トライ&エラーを繰り返して経験し、全体像として理解が深まることで徐々に身についていきます。「描く・観察・修正」を繰り返して根気よく描き続けてください。

上達する道のショートカットはありませんが、カリグラフィー経験はドローイングの上達に多いに役立ちます。そしてその逆もまたしかり。ドローイングで体験したことを頭に置きながらペンで書いてみると、その筆記用具の特性と文字線および文字の形が結果としてどのように結びついているかを、改めて深く理解することができるでしょう。私自身、まだまだ新たに気付かされることが多くあり、その度に、文字の奥深さを知り、歩いている道の豊かさを知って嬉しく思う日々です。

誰にとっても身近な道具である鉛筆で始められるのがドローイングです。そして、ペンでは書けないようなことが自由にできるのも鉛筆の素晴らしさです。つい先日開催されたリーズベット・ボーデンスのWS(J-LAF主催)でも、鉛筆ゆえの気軽さと楽しさ、広がる文字スタイルの可能性を改めて感じました。そしてどんなに自由であっても、ローマンキャピタルの基本を熟知しておくことが肝心だということも。

鉛筆から生まれる美しい文字が生活をちょっぴり豊かにしてくれたり、文字好きさんの知識欲をそそったり、仕事の役に立ったり。ささやかながら、この先もう少しドローイングWSをシリーズとして続けていきたいと思っています。

*ヒューマニスト・サンセリフ:平ペンや平筆で書いた文字の骨格/ 特徴を持ったサンセリフ体のこと。

ワークショップレポート

文字を「書く」と「描く」      橘 友希

ドローイングのワークショップが開催されると聞いたとき、私の頭には「?」の文字が浮かんでいました。もしかしたらこのレポートを読んでくださっている方の中にも、私と同じような疑問を感じている方がいらっしゃるかもしれません。

カリグラフィーといえば、筆や平ペンなどを使って文字を書くことで、鍛錬が重要であることは誰にでも理解できると思います。
一方でドローイングといえば、レタリングのように鉛筆などを使って文字を描くこと。何度も描き足したり、消しゴムで修正することも自由です。
職業的に日頃からロゴや文字を作っている私にとっては、文字のドローイングは絵を描くのと同じで、ごく当たり前なものでした。そのような日常的な行為に対して、果たしてワークショップを行うような深い内容はあるのだろうか。そう私は考えていました。

しかし、その考えは実際にワークショップが始まると同時に打ち砕かれていったのです。


ワークショップの様子

サンセリフ体をデザインする

ワークショップでは、清水さんがカリグラフィーで書いた文字の「骨格」を元にして、それをトレースすることで新しく「肉」をつけていくという作業が行われました。
骨格は平ペンで書かれているため、全体的にストロークが自然でかつ統一感があります。さらに、その平ペンによって必然的に生じる太さの強弱、起筆・終筆部、線の抑揚などの特徴を、一定の法則にしたがってドローイングで調整を加えていくことで、新しいサンセリフ体を生み出していくのです。
肉付けの法則を変えることで、同じ骨格から異なるスタイルをいくつも生み出すこができる。それは単なるトレースを超えた、非常にクリエイティブな行為でした。

清水さんのSのトライアル ひとつの骨格から多くのスタイルが生まれている。

ヒューマニスティック具合

肉付けはさまざまな要素を考慮する必要がありました。
一般的にカリグラフィーで書かれた文字はヒューマニスティックな要素を多く持ち、デザインされたサンセリフ体はジオメトリックな要素を多く持っています。
今回のワークショップでは、そのヒューマニスティックな要素をどこまで残すのか(またはどこまでジオメトリックにするのか)といった「ヒューマニスティック具合」がひとつの重要なポイントとなりました。最後のステップでは、自分で決めた単語を描くのですが、その文字1つ1つを同じ「ヒューマニスティック具合」になるようにドローイングするのは非常に難しい作業でした。


完成したドローイング

最後に

文字のドローイングは、単純そうに見えて非常に奥が深いものでした。今回のワークショップで行ったことは、まさにサンセリフ体の書体デザインの歴史そのものと言えるかもしれません。
カリグラフィーやレターカッティングなど、幅広い分野に精通している清水さんだからこそ行うことができたワークショップだと思いました。
普段のトレーニングとはまた違った角度で書体デザインを学ぶことができた、非常に貴重な機会となりました。

ワークショップレポート

体感!文字を作る楽しさ       松下和美

ドローイングについては本で少し読んだだけで全くの初心者でしたが、今回"入門編" との事で受講させていただきました。

先生が書かれたペンの文字を基本にして輪郭の微調整を重ね形を作っていく作業は、描いたり消したりの繰り返しで思った以上に大変でした。特にカーブの部分に自然なラインを作るのが難しくて四苦八苦!先生に助けていただきながら何とか2種類のアルファベットが完成しました。

シャープペンシルの芯の幅にも満たない程のラインの取り方の違いで文字の見え方が変わる事や、文字線を同じ太さにしてしまうと縦より横が太く見えるという錯覚は目で見て理解でき、文字はこういう点を確認しながら作るのだと体感しました。

  
自分が描いた2種類のスタイル(1番左) 皆さん黙々と…。

 
文字が出来上がればそれを並べて単語に。"FLEUR" フランス語で "花" 。
左はペンの文字から少し肉付けをしたもの、右は全てのラインの太さを視覚的にそろえたもの。

ここで一つチャレンジ。1枚目(左画像)を描いた時に気になったのが "U" 。縦に細長い文字が並ぶ中、幅の広さで目立っていたので2枚目(右画像)を描く時に狭くしてみることに。その結果、単語としてまとまり良く、スムーズに読めるようになったと思います。

最後に皆さんの作品を並べて感想をひと言ずつ発表しました。同じ文字を基にして同じ作業を行ったのにそれぞれ違った仕上がり。これが手書き文字の面白さですね。

参考に見せていただいた、先生が作られたたくさんのパターンの "S" はとても興味深かったです。ラインの太さに加えてセリフの付け方などで文字の変化は無限にあるようです。

今回はセリフのない文字を習いましたが、後日、WSで描いた単語にセリフを付けてカードにしてみました(下記画像1番右)。
  

セリフを付けた事により文字のウェイトが重くなったので、もう少しラインを細くした方がスッキリした文字になったのかな?と反省。また追い追いチャレンジしてみます。

清水先生、スタッフの方々、そしてご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました。第2弾があれば是非参加させていただきたいと思います。

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申込みスタート 2018.04.02

賛助会員の優先申込みを開始しました。https://j-laf.org/news/5362.html

☛ 講座内容及び募集の詳細等のご案内はこちら


開催のご案内 2018.03.16

2018年5月〜6月にかけて、東京、神戸、福岡の3カ所において清水裕子ドローイング入門のワークショップを開催いたします。講座内容及び募集の詳細等のご案内をNewsのページにアップしました。

このワークショップは、文字をドローイングする面白さを体験してもらうことを目的とした、ドローイング初心者向けの入門クラスです。カリグラフィーやレタリング未経験者でも始めやすいよう、カリグラフィーのペンで書いた手本の大文字をトレース(なぞる)することから始め、それをドローイングで整えてAからZまでを仕上げます。その後、それをベースにして、もうひとつ違ったスタイルの文字を描いていきます。作業が早く進む人は、単語のデザインや、新たなスタイルに取り組むこともできます。手書きや手作り愛好家には自分の文字を描く絶好のチャンスです。また、日頃文字を触ることがパソコン画面中心の方にとっても、文字の構造を手で学ぶ良い機会となるでしょう。

ドローイングで作る文字は、印刷原稿として使ったり、布や皮革、石、木などに描いたり、他のアートやクラフト、フォントデザインに使うなど幅広い用途があります。

<講師プロフィール>
清水裕子(しみずひろこ)兵庫県在住カリグラファー、レターカッター。
1994年にアメリカ、ボストンでカリグラフィーを始める。1997年帰国後、フリーランスのカリグラファーとして活動し、カリグラフィーの指導をする。2009年から、レターカッティングをゴードン恵美に師事。J-LAF主催「ゴードン恵美 レターカッティング入門ワークショップ」の講師アシスタントを2017年から務める。『カリグラフィー・ブック増補改訂版』(誠文堂新光社 2017)に「文字のドローイング」を執筆。アメリカのレターアーツ専門誌『Letter Arts Review』(John Neal Bookseller)年鑑への入選及び作品掲載や海外展覧会招待展示、海外カンファレンス参加など、国内外で活動している。
スタジオ レターアーツ主宰
NPO法人 ジャパン・レターアーツ・フォーラム副代表理事
清水裕子 website: http://www.studio-letterarts.com/

清水裕子ドローイングワークショップ一般申込み受付スタート

4月9日(月)22:00より、清水裕子ドローイングワークショップ一般申込みをスタートいたします。
みなさまのご参加をお待ちしております。

講座内容、日程についてはこちら

*東京、神戸会場は満席となりましたので、受付を締め切らせていただきます。
*福岡会場は、引き続き受付けています。どうぞお申込みください。

☛ お申し込みフォームはこちら

■申込み方法
申込みフォームに必要事項をもれなく記載のうえ、送信してください。先着順にて受付けます。

※申込みフォームは、このお知らせの掲示と同時に入力ができるようになりますが、受付け開始時刻の22:00より前の受付には会員番号が必要です。ご留意ください。
※直接メールをいただいてもお申込みはできません。必ず、リンクされた申込みフォームでお申込みください。

※申込みフォームより送信後、自動返信メールが届きます。
1時間経過しても自動返信メールが届かない場合は、お手数ですが、workshop◎j-laf.orgまでご連絡をお願いいたします。(◎ を @ に変換してください。)
ご連絡いただく際は、送信データとの照合のため下記1〜3を明記してください。
1:送信日時 2:お名前 3:メールアドレス

※直接メールをご送付いただいてもお申込みはできません。ご注意ください。

※スマートフォンから申込みをされる場合、画面操作に問題が無ければ申込みは可能ですが、ご案内のメールには添付ファイルが含まれる場合がありますので、連絡先のメールアドレスには、添付ファイルを受信可能なアドレスをご指定ください。

 

■締切り日

2018年5月2日(水)  24:00まで
受付の状況は、J-LAFのウェブサイトにて随時アップデートいたします。
締切日以降に定員に空きがある場合には、その後の申込みも受付けます。空きの有無はJ-LAF ウェブサイトでお知らせします。

【お支払い時の注意事項/Important Note on Payment of Participation Fee】

■受講料を銀行振込にてお支払いただく場合、発生する振込手数料はご自身の負担でお願いいたします。お支払い手続きの際に、「振込人負担」をご選択ください。
If you pay your participation fee by bank transfer, please kindly be advised that bank charge for wire transfer should be paid by remitter. In payment procedure, please choose “Charge to remitter”.

■海外からの参加申込で、お支払いにペイパルを利用される場合、お支払いに係る手数料を上乗せしたご請求書をお送りいたします。受講料+お支払手数料の合計額でお支払いをお願いいたします。
If you pay your participation fee via PayPal, please kindly be advised that payment process charge on PayPal should be added on your participation fee. In this case, J-LAF will send you an invoice with total amount of your participation fee and payment process charge via PayPal. Please pay the total amount on your invoice.

清水裕子ドローイング入門WS東京会場追加開催のお知らせ

4月2日にドローイング入門WSの受付をスタートいたしましたが、おかげさまで、大変多くの方からお申込みをいただきました。誠にありがとうございます。
できるだけ多くの方々に受講していただきたく、急遽6月2日(土)に同じ講座の追加開催を決定いたしましたのでお知らせいたします。
*6月2日は満席となりましたので、受付を締め切らせていただきます。
*福岡会場は、引き続き受付けています。どうぞお申込みください。
☛ お申し込みはこちら

■申込み開始日

優先受付:2018年4月2日(月) 22:00受付開始
*****賛助会員(フレンズメンバー/サポーティングメンバー)のみ対象

●優先受付でのお申込みは、受付時点で賛助会員であることが確認できる方に限られます。
●優先申込みの際には会員番号が必要となります。会員ご登録の際にお送りしているメールに番号が記載してありますので、事前にご確認ください。
会員番号の入力がない場合には、「一般」受付の対象となり優先受付から外れますので、ご注意ください。会員番号がわからない場合には、membership◎j-laf.orgまでお問い合わせください。(◎を @ に変換してください)

一般受付:2018年4月9日(月)22:00~

<東京会場>
開催日時:6月2日(土)満席9:30 – 16:30
森下文化センター https://www.kcf.or.jp/morishita/

都営新宿線・大江戸線「森下駅」A6出口より徒歩8分ほど

東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」A2出口より徒歩8分ほど

(6月3日の会場と異なりますので、ご注意下さい)

<参加費>
受講料: 8,000円(材料費込み)

<定員>
15名